永川 勝浩
ながかわ かつひろ Katsuhiro Nagakawa

プロフィール

守備 投手
背番号 20
生年月日 80年12月14日 射手座
年齢・血液型 29才 O型
出身 広島県三次市
投打 右投右打
身長・体重 189・93
入団 03年 自由枠  入団 8年目
年俸 16000→
永川勝浩

球暦・獲得タイトル他

球歴 新庄高−亜細亜大−広島(03)
タイトル
その他記録
備考
レーダーチャート 永川勝浩レーダーチャート

入団までの経緯・特徴

小3年で野球を始め、6年では全国大会にも出場したが、中学ではバスケットボール部に所属。新庄高で野球を再開、2年夏にエースとなった。亜細亜大では故障に泣かされ3年秋に初登板、4年は木佐貫と共に大学選手権優勝に貢献した。11月には、152キロをマークし毎回15三振を奪う。02年秋公表の187cmからさらに1.9cm伸び鯉投No.1になるが、05年新人の梅津(191cm)に抜かれる。準永久欠番として8年間欠番が続いていた北別府学の背番号20を継承した。大学通算13試合5勝3敗73回1/3、70奪三振、防御率1.47。

ノーラン・ライアンを彷彿させる独特なフォームから繰り出される最速153キロのストレートと、落差の大きいフォークが武器の本格派右腕。奪三振率は3年間で10.61とかなり高い。

入団後の経過

03年、新人ながら00年の苫米地以来となる開幕1軍入りを果たす。木佐貫(巨人)、村田(横浜)と新人王を争う活躍。持病の疲労性腰痛を再発するものの、球団新人記録を5年ぶりに更新する28セーブポイント。40試合に登板し3勝3敗25セーブ、防御率3.89は立派な成績だ。

04年も、抑えとしてスタート、4月は4セーブを挙げるも制球難から冷や冷やの連続。フォークはすっぽ抜け、ストレートは高めに浮く。これだけ不安定な投球を続けては首脳陣の信頼も無くなっていった。5月1日の巨人戦、逆転で黒星を喫すると、抑えを剥奪された。中継ぎで登板した3試合も結果を残せなかった。制球難克服する為、2軍で調整となった。再昇格後の8月15日には、初めてスライダーとカーブを駆使しプロ初先発で勝利を挙げた。だが長続きしない・・。右肩痛も重なり2度の2軍落ちを経験した。結局ストッパーの役割が果たせず、期待を裏切る結果に終わった。

雪辱を期す05年は、中継ぎとして開幕から登板。04年までの速球、フォークに加え、05年から使い始めたツーシーム、交流戦終盤から使い始めたスライダーで投球の幅を広げた。また制球力の安定度が増した事が好成績に結びついている。8月に右足内転筋を痛め一ヶ月戦列を離れたが、チーム最多、自己最多の57試合に登板し、守護神ベイル不在時は抑えとしてもフル回転。3勝5敗2セーブ、防御率3.13。守護神ベイルにつなぐセットアッパーとして地位を確立しつつある。

秋季キャンプではシーズン途中から言われていた、二段モーションの修正を行った。左足を速く振り上げ、ゆっくり下ろす独特のフォームが総て「アウト」。キャンプ終盤では、ようやく修正も出来てきた。06年入団の社会人ドラフト3巡目、梵英心内野手との合同自主トレも開始。2人は小学5、6年時に「三次少年野球クラブ」に所属。大学も同一リーグとあって、長く連絡を取り合ってきた仲。

2006年度総括・展望

開幕当初は守護神ベイルに繋げるセットアッパーとして起用されたが、5月中旬、ベイルが左足内転筋痛により登録抹消。ブラウン監督から繰り上がる形でストッパーに任命された。入団した03年以来のストッパーだが、5月16日の西武戦(広島)で9回一死、8−7の一点差で登板し、2者を完璧に抑えシーズン初のセーブ。その後も順調にセーブを重ね、8月31日の巨人戦(ヤフードーム)で打者3人をわずか9球で仕留め、入団以来の20セーブ目を挙げる。

ストッパー故に大事な場面での登板が多く、失敗すれば強く印象に残るもので、8月9日の中日戦(豊橋)で福留の決勝2ラン、9月19日の巨人戦(広島)で小久保の逆転満塁弾と記憶に残っているが、次の対戦ではきっちりと討ち取りリベンジしている。

リーグ最多の65試合に登板し、岩瀬(中日)に次ぐ27セーブを挙げた。防御率も1.66と安定しており、抑え転向後の救援成功率は79%を誇る。この成績に繋がった要因は、周りの人からもらっていたアドバイスで“力を抜いて投げる”ということ。今まで全力で投げていた永川にとっては、怖いものだった。「だけど、このままではダメだと思い、思い切って挑戦したところ、いい球を投げることが出来るようになった。」と永川。契約更改では、投手陣で黒田に次ぐ評価をされ、4200万円から、ほぼ倍増の8000万円となった。

今季は、藤川(阪神)、岩瀬(中日)に追いつくように、登板60試合以上、防御率ゼロ点台を目指す。その為にも、ストライクを取れるフォークを磨き、投球の幅を広げる構えだ。年俸では佐々岡を抜き、投手ではチーム2位となり責任感も増す。「開幕から最後まで抑えをやりたい。投手の中心で、チームのことを考える立場になった。市民球場でプレーオフをやるためにも2位以上を狙いたい」と意気込む。

更新日 2007.01.28

公式戦年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 完封 無四 勝利 敗北 SP 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2003 広島 40 0 36 0 0 0 3 3 25 28 178 41 2 40 3 16 2 50 20 18 3.89
2004 広島 22 0 12 4 0 0 3 4 4 5 201 41 2 53 10 30 0 48 39 37 7.99
2005 広島 57 0 17 0 0 0 3 5 2 5 311 69 72 2 33 3 79 30 24 3.13
2006 広島 65 0 51 0 0 0 5 6 27 32 283 70 2 45 5 24 0 86 15 13 1.66
2007 広島 61 0 50 0 0 0 4 7 31 270 61 2 51 5 33 2 74 28 21 3.06
2008 広島 56 0 49 0 0 0 4 1 38 5 239 61 33 3 24 1 64 12 12 1.77
2009 広島 56 0 0 0 0 3 6 36 241 56 53 3 21 1 48 20 17 2.73
通算 357 0 215 4 0 0 25 32 163 75 1723 401 2 347 31 181 9 449 164 142 3.18

ファーム年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2004 広島 7 0 3 1 1 2 0 60 14 11 2 4 1 21 9 9 5.79
2005 広島 1 0 0 0 0 0 0 5 1 1 0 1 0 1 0 0 0.00
2008 広島 4 0 3 0 1 0 1 18 4 1 3 0 2 0 2 1 1 2.08

永川勝浩と同じ2003年に広島に入団した選手
選手名 ドラフト 守備 状況 現在
西川慎一 2巡 投手 移籍 引退
アラン・ニューマン 投手 助っ人 引退
トム・デイビー 5巡 投手 新入団 引退
クリス・ブロック 投手 新入団 引退
デービッド・ランドクィスト 投手 新入団 引退
ジミー・ハースト 外野手 新入団 引退
アンディ・シーツ 内野手 新入団 引退
永川勝浩 自由枠 投手 新入団 在籍
吉田圭 2巡 内野手 新入団 他球団
鞘師智也 4巡 外野手 新入団 在籍
松本高明 5巡 内野手 新入団 在籍
永川勝浩と同じ1980年に生まれ広島に入団した選手
選手名 月日 守備 状況 現在
仁部智 01/10 投手 新入団 引退
大須賀允 03/08 内野手 移籍 引退
ファン・フェリシアーノ 04/06 投手 新入団 引退
木村昇吾 04/16 内野手 移籍 在籍
鞘師智也 05/06 外野手 新入団 在籍
酒井大輔 06/19 投手 新入団 引退
矢野修平 08/12 投手 新入団 引退
ベン・コズロースキー 08/16 投手 新入団 引退
飯田宏行 08/19 投手 新入団 引退
東出輝裕 08/21 内野手 新入団 在籍
梵英心 10/11 内野手 新入団 在籍
山崎浩司 10/31 内野手 移籍 他球団
ビクトル・マルテ 11/08 投手 新入団 引退
エスターリン・フランコ 11/25 内野手 新入団 引退
永川勝浩 12/14 投手 新入団 在籍