小2から野球を始め、東大和リトル、東村山シニアで活躍。国士舘高ではMAX140キロの直球とチェンジアップで2年春からエース。3年春の選抜では、初戦高岡一戦で3安打11奪三振で完封し、3回戦に進出する原動力となった。プロの数球団から注目を集めたが、選抜後の5月、左ヒジを疲労骨折。夏の都大会には登板できず、指名はかからなかった。
国士舘大へ進み、03年秋の都大会に8試合に登板して防御率は1.96。抜群の安定感を誇示した。04年冬、カーブ、スライダーを覚えたことで投球に幅を広げた。「線は細いがバランスがいい。米国にくれば可能性がある」とアトランタ・ブレーブスの大屋国際担当も二重丸。05年ドラフト会議2日前まであいさつに訪れた球団は楽天だけ。それが一転、「実戦向き」との素質にひかれた広島が指名した。
現在はMAX144キロの直球と、内へ入るボールと外に抜けるボール2種類のチェンジアップが武器で、他にもスライダー、カーブ、シュートも投げ球種は豊富。好不調の波が激しいが、コンスタントに安定した投球が出来れば面白い存在になる。50m走=6秒2、遠投=100m。
05年、ファームでは先発ローテの一角として4月から登板。5月には低めに丁寧に投げるピッチングで完封するなど成長を見せる。8月27日に初の1軍昇格を果たすと当日に即先発。その中日戦で5回2安打無失点の好投を見せながら、リリーフ陣がつかまりプロ初勝利は獲得できなかった。1軍のマウンドにも「お客さんが多くてテンションが上がる。かえって投げやすい」と強心臓ぶりをみせた。
昨季は故障で出遅れ、ファーム初登板は7月に入ってからだった。下旬からは先発ローテ入りし、8月20日には9回を9安打打たれながらも1失点と、低目への制球が光り粘る投球を見せる。9月12日には約1年ぶりの1軍昇格。19日の巨人戦(広島)で先発し、5回を2安打1失点6奪三振の好投を見せた。05年同様、後続の中継ぎが打たれ、惜しくも初勝利とはならなかった。その後も3度先発し2度好投、今度は打線が奮わず、また勝利はおあずけとなった。
今季は貴重な左腕として1軍の先発ローテ入りを期待したいが、ファームで2年連続4点台では、もうしばらく時間がかかりそうだ。
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