高校時代はサイドスローからスリークオーターにモデルチェンジ。アンテロープ・バレー高から97年ドラフト2巡目でオリオールズ入団。01年オリオールズでメジャー昇格。05年は、FAでタイガースに所属。6月にメジャー昇格して16試合に先発し、5勝をマーク。シーズン終了後の10月に、インディアンスに移籍。またマリナーズ戦2試合に先発し、イチローを7打数無安打、2三振に抑えている。
1メートル98の長身から最速148キロの直球と、カットボールが武器。チェンジアップ、スライダーも持ち球。直球は常時140キロ台後半を計測し、制球力も定評がある。
26歳という若さも魅力で、広島は05年春にも獲得を目指していたが、6月にダグラスがメジャー昇格を果たしたことで断念。レイボーン獲得に切り替えた経緯があった。ブラウン監督は「グッドニュースだ。3A時代に彼の登板を2度見たことがある。先発ローテーションの一角に入る、闘争心のある投手」と話し、期待感を示した。米フロリダ州サラソタ市内のホテルで契約を終えると、すぐに近郊に住むブラウン新監督、リブジーコーチ、ベイルが車で登場。さっそく歓迎会&ミニミーティングに参加した。3A時代は3Aバファローを率いる指揮官と対戦した。ベイルとはブルージェイズ、オリオールズ時代のチームメート。夫人同士は仲が良く、日本での生活にも不安はない。
開幕3戦目中日戦(ナゴヤドーム)で来日初登板するも、4回3失点とホロ苦いデビュー。翌先発の8日ヤクルト戦(広島)では、初回からカーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜ快投。1安打で7回無失点、二塁も踏ませない完ぺきな投球を披露し、来日初勝利を挙げる。
“ルーティーン調整”の復活も好投の原因だ。肩周りの筋力トレなど、詳細は明かさないがダグラスには99年から7年間登板前に必ず行うメニューがある。ただ来日後は「結果が出ていたから」とやめていた。来日前から日本の打者をビデオで研究、01年にオリオールズでチームメートだったベイルからも情報収集した。
6月2日の千葉ロッテ戦(尾道)で最長タイの7回、最多の116球を投げて毎回の13三振を奪い、6安打3失点に抑える力投。順調に勝利を重ね、パウエル(巨人)を抜いてハーラー単独トップの7勝目をマークした。6月まで、1ヶ月3勝ずつ挙げ安定した実力を見せていたが、同月23日は「両鼡軽部(そけいぶ)痛症候群」、7月7日には。「右ひじ尺側手根屈筋付着部炎」の故障を発症し、戦列を離脱した。9月終盤から1軍に合流するも、長いイニングを投げるまでには復活できなかった。結局9勝で終わり、惜しくも2桁勝利を挙げることはできなかったが、防御率3.41と安定した投球を披露。今季も大事な戦力で、黒田に次ぐ先発投手として、15勝を期待する。
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