浅井 樹 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


浅井 樹


プロフィール

浅井 樹
  • 守備内野手

  • 背番号6履歴 61(90-94) 36(95-96) 6(97-06)

  • 生年月日1971年12月14日 射手座

  • 年齢・血液型35才(引退時) AB型

  • 出身地富山県富山市

  • 投打左投左打

  • 身長・体重183cm 90kg

  • 入団1990年 6位   17年間 引退06年


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴富山商−広島(90-06)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸6000万円→5300万円 ▼700万円

  • 備考

浅井樹レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 長打率 出塁率 順位
1990 広島
1991 広島
1992 広島
1993 広島 2 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 .000 .000
1994 広島
1995 広島 63 174 152 22 46 6 1 6 16 5 3 2 0 20 0 31 3 1 .303 .474 .384
1996 広島 103 131 124 24 42 3 1 6 28 7 2 0 0 6 1 18 1 3 .339 .524 .374
1997 広島 87 88 77 4 18 2 1 1 6 1 0 0 0 10 1 17 2 0 .234 .325 .330
1998 広島 109 311 277 35 75 11 2 6 40 4 2 0 1 31 2 44 6 5 .271 .390 .347
1999 広島 96 178 162 21 38 8 2 2 14 4 1 1 0 15 0 26 1 3 .235 .346 .299
2000 広島 112 269 247 37 74 10 1 13 46 5 1 1 1 20 0 51 6 3 .300 .506 .351
2001 広島 107 214 189 24 54 11 2 4 24 3 2 1 2 22 0 32 4 1 .286 .429 .357
2002 広島 97 159 146 20 45 6 1 4 19 1 2 1 1 10 1 29 0 0 .308 .445 .354
2003 広島 92 232 207 32 66 6 1 7 32 6 2 0 1 23 1 43 1 5 .319 .459 .388
2004 広島 79 97 88 13 25 4 1 3 21 0 0 0 1 6 2 17 1 1 .284 .455 .340
2005 広島 80 118 98 11 26 6 0 0 9 3 0 1 1 17 1 29 2 1 .265 .327 .376
2006 広島 43 66 63 2 14 0 0 0 4 2 0 0 0 3 0 7 2 2 .222 .222 .258
通算 1070 2039 1832 245 523 73 13 52 259 41 15 7 8 183 9 345 29 25 .285 .425 .352

ファーム年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 順位
1995 広島 30 100 36 6 4 4 21 9 17 10 .360
1997 広島 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
1999 広島 13 45 3 6 0 0 1 3 0 0 0 0 6 0 5 0 0 .133
2006 広島 29 49 47 2 15 2 0 0 10 0 1 0 0 2 0 7 1 1 .319

来歴

入団までの経緯・特徴

中学では1年の時に投手を務めたが、高校の1年秋に、外野手に転向してレギュラーとなり、2年連続して3番センターとして夏の甲子園に出場した。高校通算31本塁打。日本IBM野洲に内定していたが、広島がドラフト6位で入札。1年目はアメリカに留学した。背番号は入団当初61、36、そして97年に6番に変更された。

左への流し打ちも上手く、長打力、走力もあり他球団へ行けば中核を打てる選手。左投手を苦にしない打撃も魅力。毎年コンスタントに100試合前後出場し、代打通算打率は.314を誇る。試合に出る日もあれば、そうでない日もある。その中で力を出し切っている。類まれな集中力が物語る。先発で使える実力はあるが、ここという場面で決定的な仕事が出来る代打の方が相手チームには脅威だ。体脂肪率は30歳を超えても9%台と、若々しい体形を維持している。

代打通算489打数154安打、打率.315。8本塁打、8サヨナラ打。
入団後の経過

02年も代打で.366、出塁率.435と両リーグNo.1。03年は野村、ハーストの故障により、6月まで.349と高い打率を残し、驚異の3番打者として活躍。先発起用の増えたシーズンだったが、代打での打率は.389、出塁率.488と依然高く、共にリーグ2位を誇る。

04年は開幕から1割台に低迷した。6月11日、9回2死満塁で代打に立ち、1号グランドスラム。19日にはヤクルト五十嵐から154キロのストレートを打ちサヨナラ三塁打。これで浅井は波に乗った。後半の7月以降は4割以上の打率を残し、打率.284。代打成功率は.308。しかも得点圏打率は.361と脅威的な数字を残す。

05年、最下位に終わったチームと同様、浅井にとっても不本意な一年だった。出場80試合で、打率.265。本塁打も1軍デビューの93年以来12年ぶりとなる0本に終わった。故障が響いた。6月上旬のロッテ戦で第1、2戦に先発。ところが3戦目の朝起きてみると、右手首が痛みで動かなくなっていた。スライディングの時に、手首をつくクセがあり、無意識に痛めていた。痛め止めの注射を打ちながらの出場。シーズン終盤には左ひじ痛にも見舞われた。野村の一塁コンバートも少なからず影響を与えた。だが、そうした状況と成績に因果関係はないと、浅井は首を横に振った。代打成功率は、打率.250と過去5年間では最低の打率。

2006年度総括・展望

昨季は終盤での代打起用が以前より減少し、打率も1割台と低迷。4月30日の横浜戦(横浜)、代打での初安打を放った際には、不完全燃焼の日々を送っていた。5月6日の中日戦(広島)では、右足太ももを痛め、翌日に出場選手登録を抹消。復帰後も中々結果を出せず、6月末にはメニエル病を初めて発症し、体調管理に苦しみ抜いた。加えてブラウン監督が若返りの方針を打ち出したことから出番が減少した。そして浅井をチームの功労者と位置づける球団は、指導者の道に進むよう打診していた。本人は体力面、技術面にもまだできる自信はあったが、若手の為を思ってユニホームを脱ぐ覚悟を決めた。

10月16日中日戦(広島)、現役最後の代打は七回一死一塁。斉藤の140キロの速球を中前へ弾き返し、最高の形で締めくくった。鳴り止まない浅井コールの中、一塁ベース上でヘルメットを取り、駆けつけた1万6415人ものファンに深々と何度も頭を下げた。17年間のプロ野球生活で一度も規定打席に達する事も出来なかったが、代打としてチームには欠かせない存在となり、そしてファンに愛された。

打率.222は95年から1軍に定着するようになって以来、ワーストの成績。しかし引退年でも代打打率は30打数10安打と打率.333を残している。引退後は2軍打撃コーチに就任。

更新日 2007.01.28

浅井樹と同じ1990年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
水上善雄 3位 内野手 移籍 引退
高沢秀昭 2位 外野手 移籍 引退
西清孝 投手 移籍 引退
松井隆昌 捕手 移籍 引退
M・ヤング 外野手 新入団 引退
秋村謙宏 投手 新入団 引退
水本勝己 捕手 新入団 引退
佐々岡真司 1位 投手 新入団 引退
仁平馨 2位 外野手 新入団 引退
前間卓 3位 投手 新入団 引退
前田智徳 4位 外野手 新入団 在籍
山口晋 5位 投手 新入団 引退
浅井樹 6位 内野手 新入団 引退

浅井樹と同じ1971年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
佐藤裕幸 01/04 内野手 新入団 引退
豊田清 02/02 投手 移籍 引退
玉木重雄 02/25 投手 新入団 引退
山口晋 04/23 投手 新入団 引退
佐藤剛 04/23 投手 新入団 引退
前田智徳 06/14 外野手 新入団 在籍
仁平馨 06/18 外野手 新入団 引退
野々垣武 07/08 内野手 移籍 引退
山田喜久夫 07/17 投手 移籍 引退
高山健一 08/04 内野手 新入団 引退
山田潤 08/30 内野手 移籍 引退
R・チェコ 09/09 投手 新入団 引退
E・ディアス 09/29 内野手 新入団 引退
前間卓 09/30 投手 新入団 引退
上田好剛 10/13 投手 新入団 引退
A・シーツ 11/19 内野手 新入団 引退
浅井樹 12/14 内野手 新入団 引退
E・ラドウィック 12/14 投手 新入団 引退