福地 寿樹 広島東洋カープ 選手プロフィール

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• 守備内野手

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• 背番号53履歴 53(94)-44(97-06)-53(06-07)-29(08)

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• 生年月日1975年12月17日 射手座

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• 年齢・血液型48才 O型

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• 出身地佐賀県武雄市

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• 投打右投左打

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• 身長・体重183cm 81kg

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• 入団1994年 4位  入団 31年目

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• 経歴杵島商−広島(94-06)−西武(06-07)−ヤクルト(08)

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• 獲得タイトル盗塁王(08)

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• その他記録

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• 年俸

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• 備考和広(94-98) 寿樹(99-)

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中学２年の時には、１１０ｍハードル１３秒７で県大会優勝した事もある。杵島商では９３年春県大会準優勝。夏は県大会ベスト４に留まったが、県選抜チームの４番を打った。ベース一周１４秒３の俊足。登録は内野だが、外野も守れる。単なるスピード勝負では岡上に劣るものの、盗塁技術は群を抜く巧さ。今井譲二を継承する、代走のスペシャリスト。広島時代は『マッハ４４』と呼ばれる。

ファームでは、２軍捕手では手が着けられないほど足が速く９８年には新記録の５２盗塁で４年連続盗塁王を達成。０３年は前年秋に二塁へコンバートされた東出らと正二塁手の座を争った。１０年目にして初めて開幕スタメンを手にしたものの結果を残せずスタメン落ち。常時先発に名を連ねる事は無かった。だが自己最高の９１試合、２０盗塁を記録し、飛躍したシーズンとなる。

０４年、事件は沖縄春季キャンプ序盤に起こった。第２クール初日の２月７日。守備練習中に右足首を捻る故障。運ばれた病院での診断結果は「右前距腓じん帯損傷」。俊足がウリの選手なだけにショックな事件だった。当初は全治２、３ヶ月とも言われ、前半戦中の復帰を絶望する向きもあった。入院の必要はなく筋肉量が極端に落ち込むギプス固定も避けた。軽度ながら同個所の運動も継続。３月上旬からはジョギングを再開できるまでに回復した。４月１３日のウエスタン近鉄戦で実戦復帰。６月には１軍昇格した。しかし昇格後、代走で何度も起用されたが一度も盗塁無し。又、７月２日に初先発しても４打数０安打３三振と自慢の足を活かす事が出来なかった。３度目の昇格となった１０月。最終試合の横浜戦、９回裏２死ノーヒットノーラン寸前で、自己１９打席目にして初ヒットを放った。故障もあった為、自己最低の成績。盗塁も１軍に定着して以来初のゼロ盗塁に終わった。

０４年のゼロ盗塁で、足を心配していたが、開幕戦９回２−２の同点という緊迫した場面で、あっさり盗塁を決めた。心配はいらなかったようだ。０５年も９度の盗塁を試みて８度の成功。成功率８８．９％という高い数字。ただ代走起用回数は２１回で、０４年の怪我を除いては、過去５年で最少。「ここで福地を出せば！」というシーンが何度もありながら、起用しなかった事が何度もあった。オフには左一本に集中し、足を活かす為にもスイッチヒッターを止めた。

０６年３月２３日、青木勇人とのトレードで西武ライオンズに移籍。背番号は広島入団当初から着けていた５３に決まる。

移籍後、河田雄祐コーチ（元広島）によるアドバイスを受け打撃スタイルを変更。それが功を奏し、１番で先発する機会も増えた。広島時代には通算１本しかなかった本塁打も、満塁本塁打を含む４本放った。福地の足は、西武に移籍し更に威力を増した。類まれな走力は、敵チームになると、これほど脅威なものとは思わなかった。自己最多の２５盗塁など、全てに自己最高の成績を残し、広島時代ではなかなか出来なかった優勝争いも経験できた。充実した１年だっただろう。年俸も１１００万円から自己最高となる、倍増の２２００万円。１２月8日には、活躍をした事もあり、地元武雄氏の市長に表敬訪問を行った。