高橋 建 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


高橋 建


プロフィール

高橋 建
  • 守備投手

  • 背番号22履歴 22(95-

  • 生年月日1969年 4月16日 牡羊座

  • 年齢・血液型41才(引退時) A型

  • 出身地神奈川県横浜市戸塚区

  • 投打左投左打

  • 身長・体重184cm 90kg

  • 入団1995年 4位   16年間 引退10年


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴横浜高−拓殖大−トヨタ自動車−広島(95-08)−ブルージェイズ(09)−広島(10)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸2500万円

  • 備考

高橋建レーダーチャート

MLB年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 SAVE 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率
2009 New York Mets 28 0 5 0 0 1 0 27 23 2 14 23 9 9 3.00
通算 28 0 5 0 0 1 0 27 23 2 14 0 23 9 9 3.00

AAA年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 SAVE 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率
2009 Buffalo 18 1 1 7 1 3 0 56 55 2 23 38 21 15 2.41
通算 18 1 1 7 1 3 0 56 55 2 23 0 38 21 15 2.41

公式戦年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 完封 無四 勝利 敗北 SAVE SP HD 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
1995 広島 39 0 8 6 0 0 4 4 0 4 393 90 85 12 45 0 54 44 39 3.90
1996 広島 24 0 5 4 0 0 2 1 1 2 233 52 2 57 4 20 1 40 33 29 4.96
1997 広島 34 0 4 4 0 0 3 4 0 3 282 62 69 8 34 0 35 37 33 4.79
1998 広島 41 0 9 9 0 0 3 8 0 2 431 101 92 10 46 2 76 45 43 3.83
1999 広島 36 2 4 11 1 0 3 7 0 0 448 102 102 21 40 2 90 64 53 4.68
2000 広島 50 2 15 8 1 0 5 9 4 7 482 112 1 89 13 57 3 88 56 49 3.93
2001 広島 30 5 3 20 1 0 10 8 0 0 736 173 165 23 60 8 132 89 82 4.27 17
2002 広島 26 6 0 19 3 0 9 14 0 0 758 173 1 197 22 38 3 142 92 74 3.84 15
2003 広島 24 6 0 18 1 3 9 8 0 0 706 167 174 26 36 8 127 76 68 3.66 7
2004 広島 18 0 0 17 0 0 3 10 0 0 428 96 122 24 24 2 66 66 59 5.53
2005 広島 14 0 3 4 0 0 0 2 0 0 133 26 2 43 7 9 1 14 28 28 9.45
2006 広島 54 0 13 0 0 0 2 3 0 2 201 46 46 9 16 1 40 27 24 4.70
2007 広島 22 0 1 20 0 0 5 4 0 481 112 116 18 36 5 74 54 46 3.70
2008 広島 21 1 0 19 1 0 8 5 0 503 115 2 124 11 42 5 71 50 45 3.50
2010 広島 26 0 8 1 0 0 4 5 0 144 30 37 8 19 0 17 32 31 9.30
通算 459 22 73 160 8 3 70 92 5 20 0 6359 1459 2 1518 216 522 41 1066 793 703 4.33

ファーム年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 SAVE 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
1996 広島 14 6 9 3 0 107 89 52 91 33 2.78 6
1997 広島 5 0 1 0 1 72 16 2 17 1 4 0 16 7 6 3.24
1998 広島 2 0 1 0 0 30 8 2 3 1 3 0 6 1 1 1.04
1999 広島 3 0 0 0 0 28 6 0 7 0 2 0 8 2 2 3.00
2004 広島 2 0 1 0 0 0 0 14 3 4 0 1 0 3 4 2 6.00
2005 広島 5 0 4 0 0 0 2 26 6 7 2 2 0 5 4 4 6.00
2007 広島 3 0 0 3 2 0 0 52 15 7 0 2 0 18 0 0 0.00
2008 広島 1 0 0 1 0 1 0 28 6 7 0 3 1 4 3 2 3.00
2010 広島 7 0 0 0 1 0 37 6 2 10 2 6 0 3 13 9 12.15

球速・変化球データ

年度 最速 直球Ave 直球 カーブ スライダ カット チェンジ シュート フォーク シンカー 特殊 年間投球 取得投球 取得率
2004 148 138.9 41% 3% 30% 6% 2% 19% 1594 1441 90.4%
2005 148 138.6 48% 1% 29% 8% 1% 13% 480
2007 148 139.0 47% 6% 15% 1% 31% 1850 1863 100.7%
2008 146 138.4 41% 7% 14% 1% 36% 1855 1851 99.8%
2010 148 139.8 44% 3% 25% 4% 24% 585 331 56.6%

来歴

入団までの経緯・特徴

高校時代は一塁と外野手を守る。拓大では、東都の二部リーグだが通算17本塁打を放つ。4年の時に投手に転向。ノンプロでは3年連続都市対抗に出場。最速148キロを越すストレートを軸にスライダー、シンカー、シュートを投げ分ける。2006年はストレートの平均球速が3キロ増し、威力も復活。

入団後の経過

入団から先発、中継ぎとこなしていたが2001年に5度の完投を含む自己初の10勝を挙げ、1991年川口和久以来の2ケタ勝利を記録。ほぼ1年間通して先発で起用されたのはプロ入り初めて。2002、03年は終盤の故障で2桁目前の9勝止まり。

2004年
先発としてほぼ毎試合7回以上を投げ、役割をきっちりこなしたが、味方打線の援護が少なく勝利がつかない試合が多かった。4月から毎月1勝しか挙げられず、6月時点で3勝6敗。そして問題の夏場に入ると、序盤から崩れることが多く、7月17日の横浜戦では5本の本塁打を浴びた。8月には右太もも裏に違和感を覚え降板。自身5連敗で10敗目を喫した。3年連続で終盤にきてのリタイアとなり、5年ぶりの3勝、完投ゼロも1998年以来と不本意な成績に終わった。FA権を取得したが、野村謙二郎に説得され残留を決意。

2005年
春先に痛めた左ひざの影響もあって開幕から結果を出せず。5月4日の阪神戦では、自己最短タイとなる1回1/3で6失点KO。シーズン初登板から4試合連続で結果を出すことができなかったベテラン左腕に対し、首脳陣は中継ぎでの再調整を示唆。5月6日に登録抹消となった。6月には、二軍で調整中だった佐々岡真司、高橋建を「中で使う。1試合でも多く投げてもらわんと」と監督の意向で起用。しかし結果は出せず、14試合で0勝2敗、防御率9.45に終わった。7月30日に出場選手登録を抹消されてからは一軍登板がなく、8月26日には左ひざを手術。現在は大野練習場でリハビリに励んでいる。契約更改では、球団史上初の50%ダウンとなる3500万円で判を押した。

2006年
中継ぎとして起用され、開幕当初は結果を出せなかったが、5、6月は安定した投球を披露。7月は7試合に登板し、15.43と打ち込まれた。8月以降は20試合に登板し、防御率2.08と調子を上げた。

2000年以来となる50試合超えの、54試合に登板。全て中継ぎ登板は入団以来初めてで、年間通して一軍に居たのは、2001年以来5年ぶり。地味な役目だが、中継ぎフル回転でチームに貢献。ここ数年で年齢から衰えていたストレートも、ある程度復活し、防御率も4.70とここ数年下降線を下っていたことを思えば上出来だ。しかし大事な場面での被本塁打も強く印象に残っている。

2007年
当初は中継ぎだったが、先発陣の黒田博樹大竹寛青木高広に次ぐ投手が結果を出せず、先発に回った。5月10日の中日戦、140キロ後半のストレートを軸に6回を1安打無失点と好投を見せる。翌登板の17日の阪神戦では、7回2失点で勝利投手になり、先発として2004年以来の勝ち星を挙げた。本格的なローテーション入りは2004年以来だったが、7月、8月にそれぞれ2勝を挙げるなど、最後までローテーションを守りきった。

2008年
先発ローテーションの一角として登板し、4月19日の巨人戦で、2003年以来、1833日ぶりとなる5安打完封。また39歳での完封は41歳8ヶ月の大野豊氏に次ぐ球団2番目の長寿記録を達成。102球での完投は、自己最少と記録ずくめの試合となった。また安定感は抜群で、4月から5月にかけて7試合連続で1失点以内に抑え、29イニング連続無失点もマーク。5月3日には2001年以来の本塁打も記録するなど、元気一杯だ。オールスターでは初めてファン投票に選出され、第1戦で先発した。夏場になると打たれることが多くなり登録を抹消されたが、前半はチームを牽引し、6勝を挙げる。最終的には2003年以来の8勝を挙げた。オフにはFA宣言しメジャーへ挑戦。

2009年
5月2日のフィリーズ戦でメジャー初登板。日本人投手の最年長登板となった。MLBでは28試合に登板し、防御率3.00を残した。オフにはルイスの引退に伴い、投手補強に乗り出した球団は、メッツを契約解除になった高橋と契約。背番号は広島時代につけていた「22」に決定した。

2010年
オープン戦で4試合に登板し、4回2安打無失点の好投を見せ、2006年以来の開幕メンバーに選ばれた。シーズン初登板から、10試合連続無失点に抑える好投。また登板した4月13日、16日、17日と立て続けにサヨナラゲームを引き起こし、『サヨナラの建さん』と呼ばれた。5月2日の中日戦は、救援失敗で同点にされるものの、延長でサヨナラ勝ちした。5月以降は調子を崩し、6月21日に登録抹消となった。二軍で調整を続けていたが、首痛もあり、8月28日の二軍戦を最後に実戦から離れていた。9月初めに球団に引退を申し出たが、慰留されて、再考したものの体力の限界と判断。9日、球団に再び申し入れ了承された。29日の横浜戦(マツダスタジアム)で引退試合を行い、長女と次女でバッテリーを組み始球式を行った。八回の最終登板は、カスティーヨから142キロの直球を投げ込み三振を奪った。2010年は防御率9.30と2005年以来の成績となったが、記憶に残る試合を多く作ってくれた。NPB在籍15年間で、広島歴代5位の459試合に登板。!2011.02.18


高橋建と同じ2010年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
高橋建 4位 投手 移籍 引退
迎祐一郎 3位 外野手 移籍 在籍
J・ベイル 投手 助っ人 引退
永川光浩 育成枠 投手 新入団 在籍
中村亘佑 育成枠 捕手 新入団 在籍
W・ゲレロ 育成枠 投手 新入団 引退
J・ヒューバー 内野手 新入団 引退
E・スタルツ 投手 新入団 引退
V・チューク 投手 新入団 引退
J・フィオレンティーノ 外野手 新入団 引退
G・アルバラード 投手 新入団 引退
今村猛 1位 投手 新入団 在籍
堂林翔太 2位 内野手 新入団 在籍
武内久士 3位 投手 新入団 在籍
庄司隼人 4位 内野手 新入団 在籍
伊東昂大 5位 投手 新入団 在籍
川口盛外 6位 投手 新入団 引退

高橋建と同じ1969年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
白井康勝 03/04 投手 移籍 引退
瀬戸輝信 03/25 捕手 新入団 引退
E・シュールストロム 03/25 投手 助っ人 引退
鈴木健 04/16 投手 新入団 引退
高橋建 04/16 投手 移籍 引退
J・ボール 04/17 内野手 新入団 引退
上原晃 05/16 投手 移籍 引退
石貫宏臣 06/05 投手 新入団 引退
川島堅 07/20 投手 新入団 引退
高橋朗浩 07/23 外野手 新入団 引退
伊藤真 07/25 投手 新入団 引退
N・ミンチー 08/31 投手 新入団 引退
野林大氣 09/09 内野手 移籍 引退
A・ニューマン 10/02 投手 助っ人 引退
北原喜久男 10/18 投手 新入団 引退
R・ベルトラン 11/13 投手 新入団 引退
塚本善之 11/14 投手 新入団 引退
吉本亮 11/22 捕手 新入団 引退
芦沢公一 12/01 投手 新入団 引退
町田康嗣郎 12/11 外野手 新入団 引退