横山 竜士 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


横山 竜士


プロフィール

横山 竜士
  • 守備投手

  • 背番号23履歴 66(95)-53(97)-23(98)

  • 生年月日1976年 6月11日 双子座

  • 年齢・血液型47才 B型

  • 出身地福井県勝山市

  • 投打右投右打

  • 身長・体重178cm 80kg

  • 入団1995年 5位  入団 30年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴福井商−広島(95-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸
    2010年から3年契約

  • 備考

横山竜士レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 完封 無四 勝利 敗北 SAVE SP HD 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
1995 広島
1996 広島
1997 広島 56 0 19 0 0 0 10 5 1 11 399 93 2 79 7 39 3 104 35 34 3.27
1998 広島 24 0 6 0 0 0 2 1 1 3 147 35 23 1 19 1 43 13 10 2.57
1999 広島 23 5 3 7 1 0 7 4 0 0 453 108 104 15 33 0 108 42 41 3.42
2000 広島 3 1 1 1 0 1 1 0 0 0 59 16 7 0 1 1 17 2 1 0.56
2001 広島 21 0 0 13 0 0 2 6 0 0 382 85 2 89 11 40 4 49 49 39 4.10
2002 広島 6 0 0 6 0 0 1 4 0 0 143 30 1 44 10 7 2 24 32 29 8.60
2003 広島 13 0 4 0 0 0 0 2 0 0 96 21 1 23 4 11 2 19 15 15 6.33
2004 広島 3 0 0 1 0 0 0 1 0 0 36 8 1 8 3 2 0 9 5 3 3.24
2005 広島 29 0 9 0 0 0 1 1 0 1 153 37 27 1 12 1 28 9 9 2.19
2006 広島 48 0 14 0 0 0 4 5 1 5 241 55 2 62 11 18 0 53 31 30 4.85
2007 広島 60 0 9 0 0 0 3 3 0 295 72 53 10 28 4 57 29 21 2.63
2008 広島 38 0 0 0 0 0 5 1 3 165 42 27 3 14 2 34 9 7 1.50
2009 広島 69 0 10 0 0 0 3 8 0 270 64 57 5 26 2 56 27 25 3.52
2010 広島 46 0 27 0 0 0 3 2 11 206 50 37 3 17 3 48 12 9 1.62
2011 広島 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 1 3 0 2 0 1 5 5 45.00
通算 441 6 102 28 1 1 42 43 17 20 0 3053 720 643 84 269 25 650 315 278 3.48

ファーム年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 SAVE 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
1995 広島 10 0 0 2 0 13 2 16 8 12 14 9.22
1996 広島 6 0 0 0 0 8 1 9 5 7 6 6.48
1999 広島 2 0 0 1 0 15 3 0 4 0 2 0 4 3 3 9.00
2000 広島 2 0 1 1 0 28 6 0 4 0 4 1 5 3 3 4.50
2001 広島 3 0 0 2 0 53 11 0 17 1 2 1 7 10 8 6.55
2003 広島 15 0 8 3 0 1 1 129 30 2 26 3 11 3 24 14 14 4.11
2004 広島 25 0 16 2 5 3 4 203 43 56 7 14 4 36 32 27 5.65
2005 広島 12 0 5 0 0 1 1 61 14 1 12 2 7 0 14 6 5 3.14
2006 広島 5 0 2 0 1 0 0 26 6 7 0 3 0 7 3 3 4.50
2010 広島 4 0 0 1 0 0 17 4 8 0 0 0 1 2 0 0.00
2011 広島 11 0 3 0 0 0 1 55 11 2 14 2 4 2 12 8 7 5.40

球速・変化球データ

年度 最速 直球Ave 直球 カーブ スライダ カット チェンジ シュート フォーク シンカー 特殊 年間投球 取得投球 取得率
2004 145 140.5 40% 10% 7% 2% 2% 38% 136 136 100.0%
2005 147 140.6 43% 9% 17% 31% 603
2007 149 141.5 47% 7% 25% 20% 1146 1086 94.8%
2008 149 142.1 43% 6% 29% 22% 681 677 99.4%
2010 146 141.2 45% 10% 30% 14% 802 387 48.3%

来歴

入団までの経緯・特徴

福井商高1年秋から準エース格。北信越大会では、準決勝(石川・金沢戦)に先発。敗れはしたが好投した。2年春の北信越大会で優勝。夏に甲子園出場を果たすが、故障でベンチ入りできず。エースで5番として挑んだ3年夏は、県大会決勝で投手戦の末破れ準優勝。

入団当時は140キロ後半の直球と、カーブ、フォークの変化球で三振の取れるタイプ。一時期ルーズショルダーによる影響で影を潜めていた速球も、近年は肩の調子は良く、年々最速はアップしている。現在は最速148キロの直球を投げるまでに復活。2005年からスライダー、フォークを主体に、カーブも有効的に交える投球スタイルに変身。

入団後の経過

1997年に一軍デビュー、56試合に登板し、中継ぎながら10勝を挙げる。その後は速球投手の宿命であるルーズショルダーに悩まされ、持ち前の速球も140キロ前後と精彩を欠いた。

2002年
5月にルーズショルダーによる右肩痛、捻挫。8月には右足首関節の骨片除去手術。私生活では弟・幸平さんが骨肉腫で死去する悲報にも見舞われた。一軍での登板はわずか6試合に終わる。

2003年
ファームで340日ぶりの実戦マウンド。一軍ではすべて中継ぎとして13試合に登板し、防御率6.33。

2004年
2年ぶりに開幕一軍を迎え、4月11日には2002年5月以来の先発も果たした。しかし寝違えて右肩を痛め15日に登録抹消。二軍降格後は、25試合に投げ防御率5.65。最速147キロをマークする日もあったが、ストレートが通用しない日も多かった。また8月に右脇腹を痛め、一時離脱していた。

2005年
5月18日に一軍昇格。6試合で4度救援に失敗し、交流戦終了後、二軍行きを命じられた。わずか12日で再登録された後は、スライダーを上手く操れるようになり。セットアッパー的な役割を任されることが多くなった。交流戦後は、23試合で防御率1.27と安定している。

2006年
6月まで26試合に登板し、防御率2.59と活躍。セットアッパーに近い役割を担い、チームを支えていた。夏場以降は登板過多の影響から、打ち込まれるケースが増えていった。しかしほぼ一年間投げることができ、入団3年目の56試合に次ぐ48試合に登板した。夏場に休める機会があれば、もっといい成績を残せたのではないかと思う。

2007年
開幕当初から好調で、5月まで防御率1点台。6月16日の西武戦、19日の日本ハム戦で、計2試合で4被本塁打8失点(8自責点)と打ち込まれ防御率は一気に3点台になってしまった。7月26日のヤクルト戦では、八回途中から登板した後に痛みを発症、「右背部痛」で登録抹消される。幸い軽症だったため、抹消期間は11日で済んだ。8月から9月にかけて12試合連続無失点救援するなど、夏場でも結果を出し、ほぼフルシーズン投げた。1997年の56試合を更新する60試合に登板し、防御率2.63。救援成功率は71.7%と良かった。年俸も2000万から自己最高の4300万にUP。

2008年
開幕戦の登板から6試合連続無失点でスタートし、4月は永川勝浩の代わりに、ストッパーに起用され3セーブを挙げる。5月17日から7月9日まで19試合連続無失点を続けていたが、右肩の不調により15日に登録抹消。8月3日に戦列復帰し、3試合は無失点に抑えたが、8月12日の巨人戦。4―4の九回二死、李炳圭に右翼席へ決勝アーチを浴びた。直球の速度は、離脱前より少し遅い140キロ以下にとどまる。それもあってか、17球中11球が変化球。李炳圭に浴びた一発も変化球だった。7月15日に達成された梅津智弘の球団記録23試合に惜しくもあと1試合だった。16日には再度登録抹消され、シーズンを終えた。登板数は38試合に留まったが、救援失敗はわずか5度と、救援成功率は86.8%と抜群の成績。防御率1.50と2000年(3試合で防御率0.56)を除いては最高の成績を残す。

2009年
開幕戦から6試合連続ホールドを挙げるなど、前年の右肩の不安は感じさせない投球。5月まで防御率1.80と好調だったが、6月以降は打たれるケースが多くなり、6月から9月まで防御率5.10、救援成功率59.4%と調子を落とす。8月の3敗を含めシーズン8敗は自己ワーストとなった。ただ開幕から終幕まで一度も登録抹消されるとこなく投げきったのは、1997年以来となり、自己最多の69試合に登板した。オフにはFA権を行使せずに広島に残留することを表明。700万円増の6500万円プラス出来高の3年契約で合意した。広島の日本人投手で複数年契約を結ぶのは、黒田博樹(現・ドジャース)以来2人目。

2010年
昨季はオープン戦から調子が上がらず、開幕当初から4試合連続で失点。5試合目からは無失点に抑える好投を披露する。4月に抑えの永川勝浩が故障で離脱すると、5月にはシュルツも故障で戦列離脱すると、代わりに横山がストッパーに任命された。その後9試合で4セーブを挙げていたが、右肩の痛みを訴え、10日に登録抹消となった。4月9日から6月7日まで自己タイの22試合連続無失点をマークしていただけに、痛い離脱となった。8月10日に一軍復帰すると、その日の阪神戦に登板し、2/3回を無失点に抑えると、球団タイ記録の23試合連続無失点に並んだ。14日の中日戦で失点し、記録更新とはならなかったが、その後もストッパーとして投げ11セーブを挙げた。故障で一時戦線離脱したこともあり登板数は46試合だったが、防御率は1.62と2008年以来の1点台をマーク。救援成功率も82.6%と高い。中継ぎで安心できる投手はいなかったが、横山まで繋がれば安心して見ることができた。

2011年度総括・展望

更新日 2011.02.18

横山竜士と同じ1995年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
木村拓也 外野手 移籍 引退
F・ラミーレス 投手 新入団 引退
山内泰幸 1位 投手 新入団 引退
嶋重宣 2位 外野手 新入団 他球団
朝山東洋 3位 外野手 新入団 引退
横山竜士 5位 投手 新入団 在籍
田村恵 6位 捕手 新入団 引退
井上煌千 7位 外野手 新入団 引退

横山竜士と同じ1976年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
F・ラミーレス 01/07 投手 新入団 引退
A・ソリアーノ 01/07 内野手 新入団 引退
品田寛介 03/15 投手 新入団 引退
筒井正也 04/11 投手 新入団 引退
遠藤竜志 04/17 投手 新入団 引退
福井敬治 05/12 内野手 移籍 引退
田村恵 05/22 捕手 新入団 引退
横山竜士 06/11 投手 新入団 在籍
嶋重宣 06/16 外野手 新入団 他球団
小山田保裕 07/27 投手 新入団 引退
朝山東洋 07/29 外野手 新入団 引退
A・グスマン 09/27 投手 新入団 引退
森笠繁 10/04 外野手 新入団 引退
井上煌千 12/16 外野手 新入団 引退