長谷川 昌幸 広島東洋カープ 選手プロフィール

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•  長谷川 昌幸

• 守備投手

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• 背番号25履歴 19(96)-42(05-10)-25(10)

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• 生年月日1977年 7月16日 蟹座

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• 年齢・血液型34才(引退時) A型

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• 出身地茨城県神栖市

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• 投打右投右打

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• 身長・体重185cm 78kg

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• 入団1996年 1位   16年間 引退11年

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• 経歴市立銚子高−広島(96-10)−オリックス(10)

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• 獲得タイトル

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• その他記録

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• 年俸3000万円→3200万円 △200万円

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• 備考

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小４で野球を始め、中学時代は２試合連続完全試合も達成。千葉県の市立銚子高に進学し１年秋から登板。185ｃｍのスタイルの良さとビジュアル面でチームの１、２を争う人気。結婚しても尚、人気は衰えない。大きな腕の振りで、真上から投球を投げおろすＭＡＸ150キロのストレート。落差のあるカーブとフォークが持ち球。

毎年期待されながら未完に終わっていた大器だが、01年３次元動作解析装置の成功と、弱かったメンタル面の克服により９勝を挙げる。翌年02年には、ただ一人一年間故障などで欠場する事なく、ローテを守り通しチーム最多の13勝を挙げた。03年は、２度にわたってへんとう周囲炎による発熱に見舞われ、２勝10敗と大きく期待を裏切った。

2004年
先発ローテの一角として期待されていたが、春季キャンプ中、２月25日の守備練習で転倒した際に痛め、右手関節三角繊維軟骨複合損傷で全治２週間と診断。開幕絶望となった。投球練習が再開出来たのはシーズンも後半過ぎた７月終盤。一軍初登板は９月終盤になってからだった。10月は２度の先発で６回以上投げ２勝。なんとか翌年に繋がる内容だった。

2005年
春のキャンプでは、腰の高さを一定にするため、ロジャー・クレメンス（アストロズ）を参考にフォーム固めに取り組んだ。過去最高の投げ込みである、“2500球投げ込み”も達成した。

本拠地開幕を任されるなど期待されたが、２度目の先発失敗後、中継ぎへ配置転換。再び巡ってきた５月５日の阪神戦の先発も、５回４失点でＫＯと結果が出なかった。12日のソフトバンク戦では、強力打線を10回６安打１失点という素晴らしいピッチングを見せるも、それから８連続先発失敗。あの好投は、ただの偶然だったか。先発不合格の烙印を押された長谷川は、９月からは敗戦処理に回った。ちなみに春季キャンプで2500球投げ込みを達成した長谷川、大竹、河内、玉山、他にもいたかな？全員、04年より成績は落ちた。結局無駄な練習だった。

2006年
開幕から一軍に名を連らねるも、中継ぎでしかもビハインドでの登板が主だった。その理由として、クリックモーションが苦手という事だ。クイックで捕手まで１．０秒台で投げるチーム最短の高橋に比べ、長谷川はチームで最も遅い１．４秒台。強肩の捕手でも盗塁を刺すのが困難な数字から、ブラウン体制では「簡単に盗塁を許す」という事から接戦で使われなかったからだ。９月終盤、やっと先発で起用された。「なぜ自分は大事な場面で使ってもらえないのか」と悩んだ。自問した末に課題のクイックモーションの修正に取り組んだ。何年も前から指摘されていたクイックを１．２秒に修正し、縮めた０．２秒だった。

防御率こそ3.95と悪く無いが、先発では１勝３敗、防御率6.63と結果を出せなかった。故障した04年を除いて、またしても不本意な一年となった。今季も先発候補は沢山居るものの、軸となる投手は黒田のみ。２桁勝利できる能力はあるだけに、長谷川には先発の柱として活躍してもらいたい。

2007年
初登板の４月４日の横浜戦で、５回１失点と好投したもの、その後は４試合連続で４失点以上と打ち込まれた。しかも６回1/3→４回→３回→２回と投げる度に、早期ＫＯされている。開幕から一ヶ月後の５月４日には登録抹消となった。約２週間の調整期間を経て、18日に一軍復帰。復帰後は中継ぎとして起用された。７月８日から本格的に先発に復帰。13試合に登板し、全て６回以上を投げ、４失点以上はわずか１度だけという安定感を見せた。勝ち星は５勝止まりだったが、投球回数128イニングは、02年以来の100イニング超えだ。防御率も2.95と入団以来初めて３点台を切った。

2008年
３年連続開幕一軍となり、中日との開幕戦で第３戦に先発。開幕３連戦での先発はプロ入り初だった。６回を投げたが、２本の本塁打を含む４失点と黒星がつき、開幕３試合でチームは一勝も出来なかった。その後も、なんとか５回以上を投げるが連打を浴び、防御率は６点台まで落ちた。５月６日には、登録抹消となった。昨季の好投はなんだったんだろうか？５月31日に再昇格となったが、２勝を挙げるのが精一杯だった。たまに好投する時は、素晴らしいピッチングをするが、中々好調を維持する事が出来ない。

2009年
昨季は、初登板となった、４月９日の阪神戦で先発し、５回１失点の好投で幸先良く勝利した。続く16日の横浜戦でも６回１失点と２試合連続好投を見せる。しかし２試合連続で３回ＫＯされると、５月５日に登録抹消。07年は５月４日、08年は５月６日と３年連続でゴールデンウィークが終わる頃に抹消されている。８月に再昇格すると、中継ぎとして起用された。21日の阪神戦では５回６奪三振無失点という完璧な投球で３勝目を手にした。

06年以降の、先発と中継ぎの成績を比較すると、これほどまでにはっきりとした成績が出るとは思わなかった。４年間全て中継ぎの成績が上回っている。特にロングリリーフの場合は、４年間通算で、防御率0.76と無類の強さを誇る。他の先発が早期に崩れた時に、ロングリリーフした場合は、不思議と抜群の好投を見せる。やはり長谷川には、ロングリリーバーが一番適正だ。

2010年