井生 崇光 広島東洋カープ 選手プロフィール

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選手名鑑


井生 崇光


プロフィール

井生 崇光
  • 守備外野手

  • 背番号0履歴 64(99-06) 0(07-)

  • 生年月日1981年 3月12日 魚座

  • 年齢・血液型43才 A型

  • 出身地福岡県北九州市八幡西区

  • 投打右投右打

  • 身長・体重179cm 80kg

  • 入団1999年 2位  入団 26年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴東筑高−広島(99-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸

  • 備考

井生崇光レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 長打率 出塁率 順位
1999 広島
2000 広島
2001 広島
2002 広島
2003 広島
2004 広島
2005 広島 4 3 3 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 .333 .333 .333
2006 広島 74 152 138 11 37 7 1 0 8 1 1 1 0 8 5 23 5 2 .268 .333 .331
2007 広島 36 60 53 7 15 3 0 0 4 0 0 1 0 5 1 11 1 0 .283 .340 .356
2008 広島
2009 広島 3 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000
2010 広島
2011 広島 42 95 82 7 21 6 0 1 7 0 0 5 0 5 3 11 2 0 .256 .366 .322
通算 159 312 278 25 74 16 1 1 19 2 1 7 0 18 9 46 8 2 .266 .342 .331

ファーム年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 順位
1999 広島 7 15 2 5 1 0 0 3 0 2 0 0 2 0 6 0 2 .333
2000 広島 56 170 146 14 28 2 0 0 6 2 0 13 0 8 3 30 2 19 .192
2001 広島 52 184 164 12 37 7 2 1 18 8 2 5 1 11 3 29 6 8 .226
2002 広島 75 238 219 23 47 8 1 2 12 6 4 7 1 9 2 37 4 8 .215
2003 広島 79 224 196 23 46 8 3 2 22 6 2 8 0 16 3 17 5 14 .235
2004 広島 87 283 235 32 62 15 2 3 33 12 5 9 5 32 2 18 5 4 .264 16
2005 広島 85 316 256 40 70 14 3 2 22 18 3 10 4 41 5 48 5 4 .273 13
2006 広島 21 87 81 6 22 0 0 0 5 2 3 0 0 5 1 8 2 1 .272
2007 広島 13 46 39 3 11 3 1 0 3 0 0 1 0 5 1 8 0 1 .282
2008 広島 54 117 100 15 30 2 2 4 17 0 1 6 0 10 1 23 3 1 .300
2009 広島 49 134 116 11 30 6 1 0 13 2 3 1 0 15 2 14 4 3 .259
2010 広島 66 132 112 11 31 7 1 2 12 0 0 6 0 13 1 20 4 2 .277
2011 広島 43 159 139 11 44 6 1 2 21 1 0 7 2 10 1 9 7 2 .317

来歴

入団までの経緯・特徴

東筑高2年、秋の九州大会ベスト4。3年春は1番遊撃手で出場し初戦敗退。夏の県大会は決勝で敗れる。県大会終了後から俊足を生かすため、スイッチに取り組むも翌年右打席に戻す。50m6秒0の俊足で、走攻守ともにバランスがとれた選手。足の速さを含めた動きの俊敏さが売りであるが、内野守備においてはやや動きの雑さが目立った。2番打者タイプを目指している。2002、03年は内野だが、2004年に肩やスピードを活かすため、再び外野に転向。木村拓也(元・巨人)が抜けた後の、投手以外何処でも守れる、ユーティリティープレイヤー。

入団後の経過

1999年、入団1年目は死球で左手首骨折したこともあり、ファームで7試合の出場。2年目も左ひざを外野フェンスに激突させ後半戦を棒に振った。3年目は右ひじ手術を経験。

2004年
春季キャンプでは初の一軍沖縄組に抜てきされながら、2月5日に左脚内転筋を痛め二軍組の日南へ移動。帯同は5日間で終わった。入念なリハビリを続け3月4日に一軍昇格。地元・福岡でのダイエー戦からオープン戦4試合に帯同したが、2打数2三振と結果を出せなかった。長内孝打撃コーチの「軸を意識して下半身で打て」というアドバイスで、3月から1日1000スイング近く振り込んできた。4月にはリーグタイの1試合6安打を記録するなど打撃面で成長がみられる。

ファームでは87試合に出場し、入団以来最高の打率.265、盗塁も12個。注目する点は三振の少なさ。268打席で三振はわずか18個。三振率は14.8打席で1三振。これは2004年一軍で一番少なかった前田智徳の11.5個をもしのぐ。秋季キャンプでは、30m走、塁間の走塁タイムは福地寿樹をしのぐ速さを計測。打撃面でもコーチの細やかな要求に応えられる実戦技術を高く評価された。永田二軍守備走塁コーチも「ようやく体が出来てきた。これからが楽しみ」と太鼓判を押す。

2005年
8月12日、入団7年目にして初の一軍昇格も、わずか2日間だけで抹消。本人もついにきたか!という思いを無駄にさせてしまった。9月28日、既に最下位は確定的で消化試合となっていたが再昇格。岩瀬(中日)からプロ初ヒットを放つなど、4試合に出場した。井生以外同期の選手は一軍を経験済みで、ようやくスタートラインに立つことができた。ファームでは主に2番を打ち、打率.273ながら46四死球を選び、出塁率は.379と高い。課題としている走塁技術についても、盗塁数は天谷宗一郎に次ぐ18個と結果を出している。

2006年
ブラウン新監督が就任し、春季キャンプ中から、その潜在能力に高い評価を与えた。5月12日に初昇格を果たし、6月17日、日本ハム戦(札幌ドーム)では2試合連続マルチ安打で、プロ初打点を含む2打点と活躍。その後も、代打、内外野の守備固め、先発とユーティリティーぶりを発揮。9月10日、中日戦(広島)では、7回からマスクを被り、林昌樹横山竜士をリードした。東筑高、プロ入り後も経験の無かった捕手も務めた。4月中の練習で捕手としてブルペンに入った。天野浩一相澤寿聡の球を受け、キャッチャーミットを響かせた。高信二内野守備走塁コーチは万が一ということを考えて、一軍に出られる可能性を増やす為にも取った策だった。

前年の4試合から一気に増え、74試合に出場。打率は.268と平凡だが、出塁率が高い。規定打席には足りないが、打席/四死球で計算すると、井生は11.7と、100打席以上の選手では緒方孝市(10.5)、前田智徳(11.6)に次ぐ高い数字。ギリギリまで球筋を見極める選球眼と堅実なバットコントロール、相手投手に球数を多く投げさせたりと、打席内での粘りが際立つ。右打ちの技術にも優れ、数字に表れない活躍が目立った。ブラウン監督が掲げる“チーム打撃”の具現者として評価されている。

前年の活躍を受けて、背番号が「64」から「0」に変更される。「ゼロからのスタート?8年間やってきたことがゼロじゃダメ。ゼロを集大成にしたい。開幕スタメンを果たしたい」と意気込んでいる。

2007年
一軍昇格が6月19日と遅かったが、主に代打として起用された。対左に強く、右投手では打率.200(出塁率.200)だが、左投手となると打率.302(出塁率.388)を残す。また得点圏でも13打数5安打、打率.385、代打成功率23打数10安打、打率.435(出塁率.500)と勝負強さも兼ね備えたプレイヤーになった。出場数は前年より減ったが、打率、出塁率は上回った。

2008年
ファームでは、主に代打で出場。春先は打撃不調で打率1割台まで低迷したが、5月以降調子を取り戻し、6月には3割を超えた。1年目を除いては、自己最高の打率.300を残し、少ない打席に関わらず、自己最多の4本塁打を放った。しかし一軍昇格は無く、2004年以来の出場ゼロに終わる。2007年、あれだけ勝負強い成績を残して、今シーズンも3割を打っているのになぜ?

2009年
ファームでは、6年ぶりに一塁を守るなど、二塁、三塁、外野と複数のポジションを守る。打撃は6月終盤まで打率3割を残していたが、夏場以降失速し、打率は.259まで落ちた。打率.260を切ったのは2003年以来6年ぶり。一軍ではシーズン終盤となった9月に3試合出場したのみに終わる。

2010年
昨季は43試合に出場し、28試合左翼で先発。出場数、打席数は前年とほぼ同じ。打率.277、2本塁打。今季は入団12年目で3月には30歳にもなり、中堅層に入っているが、また起用されるようになって欲しいものだ。

2011年度総括・展望

更新日 2011.02.18

井生崇光と同じ1999年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
山田喜久夫 5位 投手 移籍 引退
山田潤 2位 内野手 移籍 引退
宇野雅美 5位 投手 移籍 引退
R・デハート 投手 新入団 引退
E・ディアス 内野手 新入団 引退
E・レイノソ 投手 新入団 引退
東出輝裕 1位 内野手 新入団 在籍
井生崇光 2位 外野手 新入団 在籍
矢野修平 3位 投手 新入団 引退
森笠繁 4位 外野手 新入団 引退
小山田保裕 5位 投手 新入団 引退
新井貴浩 6位 内野手 新入団 他球団
酒井大輔 7位 投手 新入団 引退
広池浩司 8位 投手 新入団 引退

井生崇光と同じ1981年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
井生崇光 03/12 外野手 新入団 在籍
B・バーデン 04/02 内野手 新入団 在籍
D・サファテ 04/09 投手 新入団 在籍
上野弘文 04/10 投手 新入団 在籍
比嘉寿光 04/19 内野手 新入団 引退
長崎元 05/07 外野手 新入団 引退
末永真史 06/08 外野手 新入団 在籍
R・ラミーレス 08/31 投手 新入団 引退
苫米地鉄人 09/22 投手 新入団 引退
中東直己 10/05 外野手 新入団 在籍
青木高広 11/26 投手 新入団 在籍
N・マテオ 12/16 投手 新入団 引退
迎祐一郎 12/22 外野手 移籍 在籍