青木 勇人 広島東洋カープ 選手プロフィール

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•  青木 勇人

• 守備投手

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• 背番号36履歴 53(00-06)-36(06)

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• 生年月日1977年 5月 6日 牡牛座

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• 年齢・血液型33才(引退時) B型

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• 出身地東京都江戸川区

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• 投打右投右打

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• 身長・体重173cm 75kg

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• 入団2000年 5位   11年間 引退10年

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• 経歴修徳高−同志社大−西武(00-06)−広島(06)

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• 獲得タイトル

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• その他記録

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• 年俸1500万円→1700万円 △200万円

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• 備考

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上一色南小1年で野球を始め、中学時代はショート。修徳高に一般入学で入ったが練習では区別されたことから1ヶ月で軟式野球に転向した。エースとして活躍し、全国大会2年連続ベスト8入りした。同志社大では準公式で、ナックルボールを駆使し1年秋からエース。1年生の時に、全国制覇している。準硬式の関西6大学リーグでは通算28勝、全公式戦39勝を挙げた。野球を始めてから軟式一筋という変わり種右腕。2000年西武にドラフト6位で入団し、スリークォーターからサイドスローに転向。最速142キロの速球と、スライダー、シュート、フォーク、シンカーと多彩な変化球を駆使する。決め球はナックル。ストレート比率は25％〜30%とほとんど変化球しか投げないイメージだ。精度の高い制球力や、フィールディング能力も高い。

入団当初から中継ぎ投手として活躍。しかし2003年、当時大阪近鉄バファローズに所属していた中村紀洋との対戦で死球を与え乱闘になった。その際に一塁走者だったローズが青木に体当たり。数メートル飛ばされた。大阪市内の病院で検査を受け、頚椎（けいつい）ねん挫、後頚部打撲、右足関節ねん挫と診断される。その事故による二軍降格以降、思い切りの良さが消え、また故障もあって、制球力、球威ともに影を潜めている。

2006年
3月23日、福地寿樹との交換トレードで広島に移籍。二軍では故障で一ヶ月戦列を離れたが、15試合に登板し、失敗はわずか2度と、ストライク先行の投球で好投する。7月7日に2度目の一軍昇格を果たす。11日の阪神戦、4万人の大観衆の中、緊張の移籍後初登板では1回を無安打無失点2奪三振という完璧な内容。その日を含め8試合（内1試合は投球ゼロ）連続無失点を続け、多彩な球種で打者を翻弄した。与えた四死球はゼロと、四球を嫌うブラウン監督には好印象を与えただろう。惜しくも右肩痛で8月3日に二軍落ち、その後は一、二軍とも登板は無かった。2002年以来の活躍か？と思っただけに惜しい故障であった。

2007年
シーズン当初は、大量リードされた場面での登板が多かったが、持ち前の打たせて取る投球で着実に抑えていった。7月まで14試合に登板し、救援失敗は3度だけで、防御率も2.40と安定している。徐々に首脳陣の評価も上がり、7月終盤からは、僅差の場面やリードしている場面での起用が増えた。9月1日の中日戦では、八回表、6−7の1点差、二死から登板し、井端を三ゴロに打ち取った。その裏に、前田智徳の2000本安打達成などで逆転し、2002年以来5年ぶりの勝利を手にした。序盤からシーズン終了まで一軍に滞在。入団2年目に次ぐ43試合に登板し、防御率も3.00、救援成功率は76.7％とかなり高い数値を残す。また36イニングで出した四球は、わずか4個で与四球率1.00はトップクラス。年俸は、2003年の3000万をピークに年々下がっていたが、5年ぶりのUP査定で、1000万から1800万に上昇した。

2008年
いいピッチングをしながらも、何度も一軍と二軍を往復した。二軍では、2005年以来の防御率2点台を記録したが、一軍では11試合に留まった。

2009年
ファームでは4月まで9試合に登板し、防御率2.16と調子が良かったが、一軍には呼ばれなかった。5月以降は失点するケースが増えたが、それでも6月17日に一軍昇格した。昇格後は、初登板の6月20日から9試合連続無失点するなど好投を続け、夏場の7、8月は23試合に登板し救援陣を支えた。防御率3.80は移籍後で一番悪かったが、29試合に登板し、救援成功率72.4％は立派。ただ近年の中継ぎ陣は、レベルの高い選手が豊富なだけに、一軍に定着するのがなかなか難しい状態だ。

2010年
4月9日に一軍昇格となり、6試合に登板するものの、そのうち4試合に失点した。5月2日には二軍落ちとなった。二軍では、6月まで11試合に登板し、防御率1.04と結果を出していたが、シーズン後半から打ち込まれるケースが増えていった。10月3日に球団から戦力外通告を受け、引退後は三軍投手コーチへの就任が内定している。2010年は防御率5.91と悪かったが、2006年〜2009年の通算防御率は2.88と良かっただけに、まだまだ活躍できると思うが。