上村 和裕 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


上村 和裕


プロフィール

上村 和裕
  • 守備捕手

  • 背番号27履歴 53(01-04) 66(05-07) 27(08)

  • 生年月日1983年 2月20日 魚座

  • 年齢・血液型41才 O型

  • 出身地北海道滝川市

  • 投打右投両打

  • 身長・体重178cm 78kg

  • 入団2001年 3巡  入団 24年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴北照高−オリックス(01-04)−広島(05-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸

  • 備考

上村和裕レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 長打率 出塁率 順位
2001 オリックス
2002 オリックス 11 14 11 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 6 0 0 .091 .091 .286
2003 オリックス
2004 オリックス
2005 広島
2006 広島 5 7 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 .000 .000 .000
2007 広島
2008 広島 8 4 4 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 .500 .500 .500
2009 広島 1 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1.000 1.000 1.000
2010 広島
2011 広島
通算 25 26 23 3 4 0 0 0 1 0 0 0 0 3 0 10 0 0 .174 .174 .269

ファーム年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 順位
2001 サーパス 27 47 2 8 2 1 0 2 0 1 2 0 6 0 18 2 4 .170
2002 サーパス 45 162 139 19 33 2 0 2 18 1 1 3 3 16 1 30 5 4 .237
2003 サーパス 62 140 116 12 17 4 1 2 9 3 0 4 1 17 2 44 2 4 .147
2004 サーパス 69 161 138 25 37 7 1 1 12 2 2 3 1 16 3 34 3 .268
2005 広島 44 80 62 7 10 1 0 1 3 0 3 1 1 5 11 25 1 1 .161
2006 広島 39 87 76 7 13 3 2 1 6 0 1 3 0 7 1 16 2 1 .171
2007 広島 79 220 197 19 51 7 4 1 22 5 1 1 1 15 6 46 4 8 .259
2008 広島 71 213 167 27 36 3 2 1 22 5 2 10 1 22 13 36 0 4 .216
2009 広島 60 149 129 14 35 3 0 2 6 6 2 2 1 14 3 29 2 2 .271
2010 広島 53 127 108 16 31 3 0 2 19 0 1 0 1 13 5 30 1 2 .287
2011 広島 97 251 214 22 37 5 0 2 16 0 2 4 1 26 6 63 4 4 .173

来歴

入団までの経緯・特徴

北照高では1年上に米野(ヤクルト)がいたため、2年夏まではレフト。秋に本来の捕手に戻る。3年の選抜に出場。高校通算20本塁打。柔軟性も備えた打撃と、高校生離れしたクレバーなインサイドワークで高い評価を得た。しかも捕手ながら50m6秒1の俊足。2004年シーズンオフ、菊地原毅とのトレードで山崎浩司と共に広島へ移籍する。

「キャッチャーの中では足の速い方だと思っているので、それを活かしていきたいです。キャンプでも足だけでなく、守備、そして体が強いことをアピールしていきます。」とコメント。

入団後の経過

2004年
右打ちからスイッチヒッターに転向し、外野も守る。2005年、移籍一年目、ファームでは開幕戦から先発マスクをかぶり、幸先のいいスタートを切ったが、5月に入ると白濱育成方針から、主に守備要因としての出場に変わっていった。白濱に次ぐ21試合の先発マスクをかぶったものの、入団2年目以来の出場数に留まった。またわずか80打席ながら11死球とウエスタン最多。

2006年
ファームでは目立った活躍はしなかったものの、6月28日に一軍登録される。7月1日には移籍後初出場、公式戦は実に4年ぶりだった。15日には初先発マスクもかぶった。ファームでは2005年同様、白濱裕太に次ぐ19試合に先発マスクをかぶるも、課題の打撃が2年連続1割台と伸び悩んでいる。

2007年
ファームの正捕手・白濱が故障で長期離脱したため、チーム最多の53試合に先発マスクをかぶり、試合出場も2004年(サーパス在籍)以来最多の79試合に出場した。打撃面でも1試合4安打と固め打ちするなど、打率.259と、これも2004年以来の打率を残す。また盗塁数は5個と走れる捕手としてもアピールした。ただ守備面は8失策と課題が残る。秋季教育リーグでも正捕手として起用され、31打数12安打.387と結果を残す。

背番号も「66」から楽天へ移籍した木村考壱朗の付けていた「27」に決定。入団以来初めて軽い数字になり、首脳陣の期待の大きさが伺える。

2008年
5月に2年ぶりの一軍昇格を果たすものの、出場機会無く二軍落ち。2度目の一軍昇格となった8月12日の中日戦では山本昌から6年ぶりのヒットを放った。ファームではチーム最多の53試合に先発し、そのうち43試合フル出場と、正捕手として定着してきている。四死球数が多く打率.216ながら出塁率は.350、また13死球はウエスタン最多で2006年に次いで2度目。犠打数も入団以来の2桁を記録するなど小技も使える。足も使えスイッチヒッターである点から、捕手版井生崇光といったところか。

2009年
4月8日から一軍登録となるが、出場の機会がなかった。25日の阪神戦で、捕手・石原慶幸に代わり守備から出場し、八回にはプロ初打点を挙げた。ようやく出場したものの、29日には登録抹消となった。これが唯一の一軍出場となった。ファームでの先発マスクは、25試合に留まり、入団3年目の會澤翼(37試合)に抜かれてしまった。ただ打撃は、自己最高の打率.271、6盗塁を記録。過去3年間はそれなりの結果を出している。また捕手以外にも、一塁、外野を守る機会が増えた。

2010年
開幕早々故障により約1ヶ月戦列を離れ、5月に戦列復帰。復帰後は打撃不振に陥り、6月が終わって打率.179と打撃が低迷した。しかし7月7日のマツダスタジアムで行われた阪神戦で、プロ入り後、初めて反対方向へ本塁打を放った。右ひじが万全でないためスイッチを封印し右打ちに専念しているが、右投手に対して右打席で結果を残したことは、出場機会増へ大きなアピールとなった。例年になく熾烈な二軍の正捕手争いの中で、最年長の上村は安定感のあるプレーで、若い投手陣に安心感を与える。8月以降は打率.385と調子を上げ、打席数はさほど多くないが、シーズン終了時には自己最高の.287をマークした。ただ白濱も打率.260と打撃好調で、會澤も一軍出場するまでに成長してきており、2007年をピークに年々出場数は減ってきている。

次世代の正捕手は、成長著しい會澤、守備力の白濱の構想になりつつある。今季で28歳を迎える上村は、そろそろ中堅の年齢層に入る。一年一年が勝負の年になってきた。

2011年総括・展望

更新日 2011.02.18

上村和裕と同じ2005年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
福井敬治 3巡 内野手 移籍 引退
山崎浩司 3巡 内野手 移籍 他球団
上村和裕 3巡 捕手 移籍 在籍
M・ロマノ 投手 新入団 引退
K・レイボーン 投手 新入団 引退
E・フランコ 内野手 新入団 引退
佐藤剛士 1巡 投手 新入団 引退
森跳二 3巡 投手 新入団 引退
丸木唯 4巡 投手 新入団 引退
小島心二郎 5巡 投手 新入団 引退
梅津智弘 6巡 投手 新入団 在籍
金城宰之左 7巡 投手 新入団 引退
田中敬人 8巡 投手 新入団 引退

上村和裕と同じ1983年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
横松寿一 02/02 投手 新入団 引退
上村和裕 02/20 捕手 移籍 在籍
梅津智弘 03/03 投手 新入団 在籍
J・フィオレンティーノ 04/14 外野手 新入団 引退
大竹寛 05/21 投手 新入団 在籍
梅原伸亮 09/13 投手 新入団 引退
E・カリダ 10/28 投手 新入団 引退
山本芳彦 11/06 内野手 新入団 在籍
中村真崇 11/07 外野手 新入団 在籍
天谷宗一郎 11/08 外野手 新入団 在籍
大島崇行 12/20 投手 新入団 在籍