大竹 寛
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- 年度成績
- 1軍打撃成績
- 1軍投手成績
プロフィール
- 守備投手
- 背番号17履歴 17(02)
- 生年月日1983年 5月21日 双子座
- 年齢・血液型41才 B型
- 出身地埼玉県八潮市
- 投打右投右打
- 身長・体重183cm 85kg
- 入団2002年 1巡 入団 23年目
経歴・獲得タイトル他
- 経歴浦和学院高−広島(02-)
- 獲得タイトル
- その他記録
- 年俸
- 備考
公式戦年度別成績
年度 | 所属 | 登板 | 完投 | 完了 | 当初 | 完封 | 無四 | 勝利 | 敗北 | SAVE | SP | HD | 打者 | 回 | 安打 | 被本 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責 | 防御率 | 順位 | |
2002 | 広島 | |||||||||||||||||||||||
2003 | 広島 | 3 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 36 | 8 | 9 | 2 | 3 | 0 | 5 | 6 | 5 | 5.63 | |||
2004 | 広島 | 43 | 1 | 28 | 4 | 0 | 0 | 6 | 5 | 17 | 21 | 351 | 82 | 68 | 11 | 40 | 4 | 91 | 33 | 29 | 3.18 | |||
2005 | 広島 | 28 | 0 | 0 | 28 | 0 | 0 | 10 | 12 | 0 | 0 | 734 | 161 | 2 | 171 | 22 | 87 | 7 | 161 | 110 | 101 | 5.62 | 14 | |
2006 | 広島 | 30 | 2 | 0 | 27 | 0 | 1 | 6 | 13 | 0 | 0 | 682 | 157 | 172 | 25 | 54 | 2 | 110 | 92 | 86 | 4.93 | 17 | ||
2007 | 広島 | 27 | 3 | 3 | 21 | 1 | 0 | 9 | 10 | 0 | 623 | 145 | 2 | 137 | 15 | 59 | 6 | 104 | 72 | 61 | 3.77 | 11 | ||
2008 | 広島 | 28 | 3 | 0 | 24 | 1 | 0 | 9 | 13 | 0 | 752 | 171 | 189 | 19 | 67 | 5 | 99 | 89 | 73 | 3.84 | 10 | |||
2009 | 広島 | 29 | 5 | 0 | 24 | 3 | 1 | 10 | 8 | 0 | 781 | 185 | 2 | 177 | 10 | 60 | 4 | 127 | 72 | 58 | 2.81 | 5 | ||
2010 | 広島 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 86 | 18 | 22 | 2 | 10 | 2 | 9 | 10 | 10 | 5.00 | |||
2011 | 広島 | 6 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 129 | 31 | 2 | 28 | 1 | 7 | 0 | 15 | 7 | 6 | 1.71 | ||
通算 | 197 | 14 | 32 | 139 | 5 | 2 | 53 | 63 | 17 | 21 | 0 | 4174 | 960 | 2 | 973 | 107 | 387 | 30 | 721 | 491 | 429 | 4.02 |
ファーム年度別成績
年度 | 所属 | 登板 | 完投 | 完了 | 当初 | 勝利 | 敗北 | SAVE | 打者 | 回 | 安打 | 被本 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責 | 防御率 | 順位 | |
2002 | 広島 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 53 | 13 | 0 | 12 | 2 | 4 | 0 | 9 | 8 | 6 | 4.15 | |
2003 | 広島 | 12 | 0 | 0 | 11 | 3 | 1 | 0 | 225 | 51 | 1 | 50 | 4 | 25 | 1 | 61 | 22 | 20 | 3.51 | |
2009 | 広島 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 27 | 7 | 3 | 0 | 3 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0.00 | ||
2010 | 広島 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 29 | 7 | 5 | 0 | 5 | 0 | 7 | 2 | 2 | 2.57 | |||
2011 | 広島 | 9 | 0 | 0 | 9 | 2 | 0 | 0 | 146 | 35 | 2 | 27 | 0 | 16 | 4 | 28 | 9 | 7 | 1.77 |
球速・変化球データ
年度 | 最速 | 直球Ave | 直球 | カーブ | スライダ | カット | チェンジ | シュート | フォーク | シンカー | 特殊 | 年間投球 | 取得投球 | 取得率 |
2004 | 154 | 145.0 | 58% | 5% | 30% | 1% | 6% | 1468 | 1407 | 95.8% | ||||
2005 | 155 | 144.3 | 57% | 7% | 30% | 2% | 4% | 3032 | ||||||
2007 | 152 | 143.8 | 49% | 5% | 23% | 19% | 5% | 2395 | 2387 | 99.7% | ||||
2008 | 153 | 143.7 | 37% | 10% | 21% | 1% | 25% | 6% | 2837 | 2830 | 99.8% | |||
2010 | 144 | 139.1 | 33% | 6% | 36% | 11% | 15% | 323 | 228 | 70.6% |
来歴
高校時代は2年夏に背番号10で甲子園のベンチに入った。しかし、エース坂元(ヤクルト)の控えで登板機会は無く、3年の夏は埼玉大会準々決勝で敗れた。秋の県大会は53回で20安打63奪三振2自責点。アジアAAA選手権では、予選の韓国戦は5回降雨コールドゲームながら3安打3失点で完投勝ち。決勝の台湾戦は味方の援護がなく、0−2で敗れたが完投。2試合で計13回を投げ被安打8、失点5自責点2。当時、高校日本代表のエースだった。この好投で、高校生では日南学園の寺原(横浜)に劣らぬ逸材であることを印象付けた。担当スカウトの評価は北別府2世。
粘り強い下半身と、球持ちの良さが特徴だ。入団当時の直球が最速144キロから、現在は155キロまでアップ。そして打者が想像以上に差し込まれる、切れ味鋭いスライダーが武器。三振も取れるが、制球力は無い。フィールディング、けん制、投内連係などディフェンス全般もうまい。
2002年
ファームでは、4月10日の近鉄戦に初登板初先発し、3回無安打無失点。2試合目の登板も5回1失点と好投した。5月29日のサーパス戦では、5回9安打5失点。6月以降は故障により登板できず、シーズンを終える。
2003年
前年の故障もあり、シーズン中盤までは、月に1、2度のペースで先発していたが、後半の8月以降はファームの先発ローテーションに定着。9月24日にプロ入り初の一軍昇格を果たし、26日の横浜戦(広島)で、プロ初登板初先発。初回に村田、古木に一発を浴び5失点で降板となり、プロの洗礼を浴びた。10月13日、ヤクルトとの地元最終戦で先発し、6回を1失点に抑え、プロ初勝利を挙げる。
2004年
初の開幕一軍を果たし、4月21日にはプロ初完投勝利。抑えの永川勝浩の不調もあり、5月終盤から抑えに回る。6月は8試合で1勝5セーブ。1年間、先発、抑えにフル回転し43試合に登板し、防御率3.18、6勝17セーブを挙げる。前年の3試合から一気に飛躍した年だった。年俸も650万から223%UPの2100万となる。
2005年
春季キャンプでは、投手陣に課せられていた投げ込み2500球を一番乗りで達成。トータルでチーム最高の2650球を投げ込んだ。その結果、肩のスタミナがアップし、球数が150を超えても140キロ後半をマーク、また精神的な強さも得た。しかしこの投げ込み自体、賛否両論であったが…。巨人との開幕3連戦の第3戦に登板し、3本塁打を浴びて6回途中降板。その後も、四球から一発を浴びるといった独り相撲の繰り返し。8月から3試合連続2桁奪三振と好投するものの、9月中盤からは4連続KOでシーズンを終えた。調子のいい時は何試合か続くが、一旦悪くなるとなかなか抜け出せない状態が続いた。
とにかく先発ローテとして一年間投げきり、目標としていた2桁勝利をマーク。奪三振率8.96はリーグ最高だった。一方で課題も多く、28試合に先発し完投はゼロ。リーグ最低の防御率5.62、最多与四球87は当然改善しなければいけない点である。秋季キャンプでは井川(元・阪神)と同じ“サークルチェンジ”の習得を図り、投球の幅を広げるつもりだ。
2006年
黒田博樹に次ぐ先発ローテの一角として期待され、春のキャンプでは2年連続で監督賞を受賞。オープン戦でも150キロのストレートと、春のキャンプで握りを変えたカーブも有効に使い、最高の状態で開幕を迎えた。しかし、フタを空けてみると、5月を終了して1勝もできず6連敗。7月は好投しても打線の援護が無く、わずか1勝を挙げたのみ。
8月16日の中日戦(広島)では、ふがいない投球を続ける大竹を、見るに見かねた新井貴浩(現・阪神)がマウンドへ駆け寄り「自分一人でやってるんじゃないんだ」と喝を入れられたこともあった。翌先発の23日対阪神戦(広島)では、5回二死一、二塁の場面、マウンドで助言を受けた直後にブラウン監督が審判に、猛抗議し退場。「気持ちが伝わってきました。絶対に抑えたかった」と藤本を、気迫の投球で空振り三振に仕留め切り抜けた。9月5日のヤクルト戦(長崎)でも、あわやノーヒットノーランというピッチングで、シーズン初の完投勝利を挙げた。このまま波に乗るかと思ったが、好調が持続しない…。それだけのポテンシャルを秘めながらも、精神的弱さを露呈。ほぼ1年間ローテーションを守ったが、勝利は前年を下回る6勝に留まり、リーグワーストの13敗を喫した。
ストライク先行の投球で、四球は減ったが、同時に三振も激減。確かに防御率は前年の5.62から4.93と減ったものの、大竹の魅力も影を潜めた。
2007年
4月は19イニング無失点をマークし、自己初の3連勝を挙げるものの、5、6月は調子を崩し21日に登録抹消。再昇格した7月8日の横浜戦では、再調整中の永川勝浩に代わり抑えで登板。2球連続の暴投でリードされ、吉村にとどめの3ランを浴びた。13日から先発に戻ったが、好投していても六回までに交代することが多く、信頼感は得られなかった。シーズン終盤は安定した投球内容で、9月23日の中日戦では8安打されながらも要所を抑え、プロ初の完封を果たした。好不調の波が激しいシーズンだったが、2005年に次ぐ9勝を挙げ、防御率も3.77と年々良くなってきている。年俸も3400万から50%UPの5100万となる。
2008年
黒田博樹がメジャーへ移籍したため、大竹と新加入のルイスが開幕投手候補となった。オープン戦の最終登板となった3月22日に、6回2失点と好投。ピンチに動じない投球が、開幕投手の決め手となった。迎えた3月28日の中日戦との開幕戦。川上とお互い譲らない投球で、八回まで1−1と投手戦を繰り広げた。大竹はその回で降板し、試合も引分けだったため、白星は付かなかったが、開幕投手にふさわしい投球を披露した。4月以降は、合格点が与えられるピッチングをしても、味方打線の援護が少なく、黒星が先行。6月を終了して2度の完投をしながらも敗戦し、3勝9敗と貯金を作れなかった。7月は3連勝し、8月14日の中日戦では3安打完封するなど2勝を挙げた。前半なかなか勝てなかったため、9勝13敗と、2年連続の2桁勝利まであと1つ及ばなかった。防御率は3.87と及第点だが、エースと呼べるレベルにはまだ到達していない。入団以来初めて、怪我もなく、フルーシズン一軍に在籍した。
2009年
オープン戦から不調だったため、ルイスが開幕投手を務めた。シーズン初登板は2戦目(前田健太)でもなく、4戦目の阪神戦だった。その試合では、5回3失点と結果を出せなかったが、4月28日の巨人戦で完封すると、5試合連続先発で無失点。5月31日の楽天戦で4番山崎武にホームランを打たれるまで、連続無失点記録43回2/3をマークした。1991年に佐々岡真司がマークした球団記録の30回を大幅に更新。5月は4勝0敗、防御率0.51で月間MVPを獲得した。一時は防御率が0.67まで下がり、ダントツで1位になっていたが、6月に入ると、2試合連続で3回持たずに降板。防御率は一気に2点台後半まで上がった。7、8月は調子を落とし、1勝ずつしかできなかったが、9月に2勝を挙げる。2桁勝利のかかった、10月10日の巨人との最終戦で見事2安打無四球完封勝利し、2005年以来自身2度目の2桁勝利を飾った。8月8日の阪神戦でも完封しており、シーズン3度の完封は2002年の高橋建以来。防御率は2.81とリーグ5位に入り、ルイスと並んでエースと呼ばれるようになる。年俸も6500万から46%UPの9500万。1億円プレーヤーの仲間入りまで、あと少しだ。
2010年
キャンプ終盤に右肩の張りを訴え戦線離脱。オープン戦でも投げることができず、ブルペン入りさえも回避した。5月20日のウエスタン・阪神戦にようやく実戦復帰。2試合のテスト登板を経て、一軍に復帰したのは6月1日だった。前田健太以外頼れる先発が居ない状態での復帰は、肩の回復具合が心配だった。シーズン初登板は7回を3失点だったが、中10日空けた12日の西武戦では、6回を7四死球と制球を欠いた投球。明らかにボールに力が伝わっていない状態で、やはり一軍復帰は時期早々だった。22日の阪神戦で、投球中に右でん部を痛め、5回5失点で降板。後日右でん部肉離れと診断され、25日には登録抹消となった。さらには右肩痛を再発し、シーズン復帰は絶望となった。この年は、わずか3試合に登板しただけに留まり、規定投球回数クリアも5年連続でストップした。
三軍でリハビリを続けていたが、4ヶ月ぶりに一軍秋季キャンプに合流。まだ軽いキャッチボールのみと、復帰にメドがたっていない。
大竹寛と同じ2002年に広島に入団した選手
選手名 | ドラフト | 守備 | 状況 | 現在 |
天野浩一 | 10巡 | 投手 | 新入団 | 引退 |
N・マテオ | 投手 | 新入団 | 引退 | |
R・スタニファー | 投手 | 新入団 | 引退 | |
R・ベルトラン | 投手 | 新入団 | 引退 | |
R・ラミーレス | 投手 | 新入団 | 引退 | |
大竹寛 | 1巡 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
大島崇行 | 3巡 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
石原慶幸 | 4巡 | 捕手 | 新入団 | 在籍 |
山本翔 | 5巡 | 捕手 | 新入団 | 引退 |
国木剛太 | 6巡 | 投手 | 新入団 | 引退 |
山本芳彦 | 7巡 | 内野手 | 新入団 | 在籍 |
筒井正也 | 8巡 | 投手 | 新入団 | 引退 |
天谷宗一郎 | 9巡 | 外野手 | 新入団 | 在籍 |
大竹寛と同じ1983年に生まれ広島に入団した選手
選手名 | 月日 | 守備 | 状況 | 現在 |
横松寿一 | 02/02 | 投手 | 新入団 | 引退 |
上村和裕 | 02/20 | 捕手 | 移籍 | 在籍 |
梅津智弘 | 03/03 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
J・フィオレンティーノ | 04/14 | 外野手 | 新入団 | 引退 |
大竹寛 | 05/21 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
梅原伸亮 | 09/13 | 投手 | 新入団 | 引退 |
E・カリダ | 10/28 | 投手 | 新入団 | 引退 |
山本芳彦 | 11/06 | 内野手 | 新入団 | 在籍 |
中村真崇 | 11/07 | 外野手 | 新入団 | 在籍 |
天谷宗一郎 | 11/08 | 外野手 | 新入団 | 在籍 |
大島崇行 | 12/20 | 投手 | 新入団 | 在籍 |