山本 芳彦 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


山本 芳彦


プロフィール

山本 芳彦
  • 守備内野手

  • 背番号59

  • 生年月日1983年11月 6日 さそり座

  • 年齢・血液型40才 B型

  • 出身地和歌山県和歌山市

  • 投打右投右打

  • 身長・体重186cm 86kg

  • 入団2002年 7巡  入団 23年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴和歌山工高−広島(02-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸

  • 備考

山本芳彦レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 長打率 出塁率 順位
2002 広島
2003 広島
2004 広島
2005 広島
2006 広島 17 31 31 1 7 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 10 2 0 .226 .290 .226
2007 広島 4 5 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 .000 .000 .200
2008 広島
2009 広島 2 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000
2010 広島 39 46 43 4 11 1 0 0 2 0 0 1 1 1 0 15 0 1 .256 .279 .267
2011 広島 17 27 27 0 9 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 4 1 0 .333 .370 .333
通算 79 111 107 6 27 4 0 0 4 0 0 1 1 2 0 30 3 1 .252 .290 .264

ファーム年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 順位
2002 広島 23 47 46 5 9 3 0 0 0 1 0 0 0 1 0 14 3 3 .196
2003 広島 27 45 44 8 12 1 2 2 10 1 0 0 0 0 1 8 0 2 .273
2004 広島 61 114 104 11 19 6 0 0 5 3 0 0 2 7 1 22 1 2 .183
2005 広島 74 200 180 24 46 5 0 5 18 15 3 4 2 13 1 32 10 7 .256
2006 広島 64 263 243 33 71 16 0 6 33 5 2 2 2 14 2 42 7 6 .292 4
2007 広島 76 303 281 40 72 15 0 3 26 15 2 3 0 18 1 42 6 5 .256 9
2008 広島 70 202 183 21 47 8 2 6 28 2 1 12 1 5 1 27 3 8 .257
2009 広島 20 65 56 8 17 3 0 1 9 1 0 3 1 4 1 10 2 2 .304
2010 広島 27 58 52 2 11 2 0 0 3 0 0 0 0 6 0 5 2 0 .212
2011 広島 66 238 204 22 59 12 2 4 33 7 2 4 3 24 3 33 6 11 .289

来歴

入団までの経緯・特徴

高校2年から4番打者を務めたパワフルな打撃の評価が高く、3年夏の甲子園大会地区予選の2回戦、和歌山商戦では先制の場外本塁打を放つなど長打力のあるところを見せつけた。3年間で66個の盗塁を記録した50m6秒1の俊足も大きな魅力の一つ。高校通算では本塁打21、三塁打18、二塁打43。

野手での指名だが、投手の才能もある。最高137キロの直球を主体に、打者に向かっていく本格派。制球力もある。高校時代は3年間で通算144試合に出場し、完投試合42、2桁奪三振は10試合と主に投手として活躍した。

「投、打、走と三拍子揃った楽しみな選手」と担当の宮本洋二郎スカウトも素材にはほれこんでいる。近い将来カープの中軸を担う野手への成長が期待される大型選手である。

入団後の経過

2002年
ファームで主にサードを守り23試合に出場、しかし自慢の脚力もわずか1盗塁、打率も1割台だった。2003年は、2本塁打、打率.273とパワーがついた。ただサードは栗原健太松本奉文が居る為、外野を守ることが多かった。

2004年
入団以来最多の61試合に出場、先発も20試合あった。守備は主に、一塁、三塁、外野を守る。出場機会は増えたが、打率は1割台、本塁打もゼロに終わった。投手不足から8月13日には投手として登板して1回を無失点に抑えた。秋季教育リーグでは34打数11安打、打率.324、6盗塁と走攻アピール。体がようやくできてきており、内田順三チーフ打撃コーチは「腰が入ってきた」と評価している。

2005年
シーズン序盤から先発起用され、4月は51打数15安打.294と結果を残す。ポジションは固定ではなく、内野すべてを守り、外野もレフト、ライトとユーティリティープレイヤーとして活躍。課題の長打力も5本塁打を記録し、自慢の足も15盗塁と一気に飛躍した一年だった。

2006年
二軍ではクリーンアップとしてレギュラーに定着し、打率も3割前後をキープし安定した打撃を見せる。一時期はウエスタン・リーグの打撃トップに立つなど大きく成長した。

7月17日に一軍昇格したその日のヤクルト戦(神宮)で、プロ初打席となった六回、ガトームソンの2球目をフルスイング。左翼ポールの約1メートル左だったがスタンド上段まで運んだ。試合前のフリー打撃では5球連続でスタンド中段に運ぶことは珍しくなく、飛距離に関しては新井貴浩、栗原健太にひけをとらない。プロ初先発となった8月6日の阪神戦では、4打数2安打と初のマルチヒットを放ち、その後も5試合に先発した。

一軍では31打数7安打10三振、打率.226とまだ物足りない部分も多く、7安打中6本が変化球からのヒットと、トップのスピードについていけない面もあった。

2007年
前年の活躍から飛躍するか?と期待していたが、一軍での出場はわずか4試合5打席に留まり、ヒットも0本に終わる。ファームでは2005年に並ぶ自己最多タイの15盗塁を記録するものの、打率は.256と下がってしまった。ポジションは三塁を軸に、内外野すべて守った。結果を出せばユーティリティープレイヤーと呼べるが、これでは単に「穴埋め」的な役目になってしまう。

2008年
3年ぶりの一軍出場無し。ファームでも、先発出場数は、前年の70試合から46試合に減った。打席数は減ったものの、チーム最多・自己最多の6本塁打をマーク。

2009年
初めて開幕一軍登録されたが、4月5日の巨人戦の1打席で、二軍落ちをする。16日のウエスタン・ソフトバンク戦で右手親指に死球を受け、後日病院の診断で「右母指基節骨粉砕骨折」と判明。入団以来大きな怪我が無く、今回が初めてだった。実戦復帰はシーズン中盤の8月、復帰後は途中出場が4度ありながらも、9試合連続安打するなど、打撃好調。9月に開幕以来の一軍昇格を果たすが、代打で一度出場しただけに終わった。ファームでは出場数が少ないながらも、初めて打率3割(.304)を超えた。

2010年
6月12日、打撃不振のヒューバーに代わって一軍昇格となった。これまでファームでは、打率.216、1本塁打とパッとしない成績だったため意外であった。一軍に昇格しても8打数0安打と、いつ降格しても仕方ない状態だったが、7月27日のヤクルト戦で左腕の村中ということもあり、7番サードとして先発。実に2006年以来の先発となった。試合ではプロ初打点となる先制犠飛と、1安打1犠打と結果を出した。その後もレフト、セカンド、ファーストなどで起用され先発出場も増えた。入団以来最多の39試合に出場し、打率.256を記録。特に対左投手は、打率.321と左キラーを発揮。今季は節目の10年目、嶋重宣のように10年目のブレイクとなるか?

2011年度総括・展望

更新日 2011.02.18

山本芳彦と同じ2002年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
天野浩一 10巡 投手 新入団 引退
N・マテオ 投手 新入団 引退
R・スタニファー 投手 新入団 引退
R・ベルトラン 投手 新入団 引退
R・ラミーレス 投手 新入団 引退
大竹寛 1巡 投手 新入団 在籍
大島崇行 3巡 投手 新入団 在籍
石原慶幸 4巡 捕手 新入団 在籍
山本翔 5巡 捕手 新入団 引退
国木剛太 6巡 投手 新入団 引退
山本芳彦 7巡 内野手 新入団 在籍
筒井正也 8巡 投手 新入団 引退
天谷宗一郎 9巡 外野手 新入団 在籍

山本芳彦と同じ1983年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
横松寿一 02/02 投手 新入団 引退
上村和裕 02/20 捕手 移籍 在籍
梅津智弘 03/03 投手 新入団 在籍
J・フィオレンティーノ 04/14 外野手 新入団 引退
大竹寛 05/21 投手 新入団 在籍
梅原伸亮 09/13 投手 新入団 引退
E・カリダ 10/28 投手 新入団 引退
山本芳彦 11/06 内野手 新入団 在籍
中村真崇 11/07 外野手 新入団 在籍
天谷宗一郎 11/08 外野手 新入団 在籍
大島崇行 12/20 投手 新入団 在籍