鞘師 智也 広島東洋カープ 選手プロフィール

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•  鞘師 智也

• 守備外野手

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• 背番号33

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• 生年月日1980年 5月 6日 牡牛座

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• 年齢・血液型30才(引退時) B型

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• 出身地兵庫県西宮市

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• 投打右投右打

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• 身長・体重184cm 85kg

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• 入団2003年 4巡   8年間 引退10年

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• 経歴報徳学園−東海大−広島(03)

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• 獲得タイトル

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• その他記録

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• 年俸600万円→650万円 △50万円

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• 備考

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小学2年「山手台サニーズ」で軟式野球を始める。中学では「茨木シニア」に所属。高校2年の時に内野から外野に転向し右翼でレギュラー、3年春夏甲子園に出場して注目された。夏の大会では松坂大輔から3打数2安打。東海大では2年春から出場。4年春は首都大学リーグで打率.351、本塁打2を記録しベストナイン。この年、第1回世界大学野球選手権大会の日本代表にも選出され、1学年年下の鳥谷（阪神）と同部屋にもなった。50ｍ6秒0、遠投110ｍと走攻守3拍子そろった大学屈指の外野手。また内野もできる。

鞘師家の系譜をたどれば、先祖代々、姫路城の城下に知られた鞘作りの名工だった。サムライの武器、刀に携わってきた先祖。400年後、その末裔は、打者にとっての刀といえるバットを武器にする。

2003年
大学4年の秋、右肘靭帯損傷し手術。地道なリハビリトレーニングを続けてきた。その間、永川勝浩ら同じ“松坂世代”と呼ばれるルーキーが活躍すること以上に、野球ができないことに苛立ちを覚えた。三軍でのリハビリ生活を乗り越えて、7月31日ファームでプロ初出場した。8月には初安打し、すかさず盗塁も決めた。内田順三打撃コーチは潜在能力の高さを感じ取った。わずか20試合の出場だが、打率.414、1本塁打、3盗塁を記録。

2004年
沖縄合同自主トレ、打撃では中堅方向に鋭い当たりを連発し存在感を示していたが、1週間で打撃に影響する痛みを覚えた。4月、右ひじ内側副じん帯損傷のため手術を行った。守備、打撃練習を開始したのは8月に入ってから、二軍では結局開幕後の3試合に出場しただけに終わる。

2005年
春季キャンプを一軍組でスタートし、初の紅白戦で1本塁打を含む2安打3打点と好発進。だが、その後は結果を残せず、結局開幕は二軍で迎えた。3月26日の二軍の開幕戦、2番左翼で先発。プロ入り初めて守備に入った。その後も先発出場し、右ひじの状態もいいようだ。しかし打撃で結果を出せず、6月に入ると代打出場のみ。9月には先発することも増えたが自慢の打撃は披露できず、打率.221、3本塁打に終わった。走攻守の揃った逸材として入団したが、いまだに一軍の舞台に立てていない。秋季キャンプには二塁も挑戦する。

2006年
長年戦ってきた故障も癒え、二軍で打率.236ながら、初めて規定打席に到達した。6月終了時に.195だった打率も、後半の7月から.280と盛り返した。自慢の守備ではセンターで軽快な動きを披露し、初めて1年間フルにプレーできた。盗塁も8個を記録し足でもアピール。9月26日には初めて一軍登録され、翌日の27日阪神戦では満員の甲子園で、プロ初先発を果たした。初ヒットはおあずけになったが、プレーできる喜びを全身で感じることができた。秋季教育リーグでも全14試合に出場し、打率.340、1本塁打と結果を残す。

2007年
5月9日、嶋重宣の右肩痛による登録抹消で、代わりに一軍登録された。その日の中日戦、代打で登場し、7回ラミレス投手からプロ入り初安打となる中前打を放った。11日の横浜戦ではプロ初先発するなど、15試合に出場し、打率.214。まだ三振が多く17打席中6個が三振。ファームでは、1年目の.414（32打席）を除いて自己最高の打率.262、また本塁打6、盗塁10も自己最高の成績だった。

2008年
ファームでは開幕戦から先発出場していたが、4月からは守備固めや代打などの途中出場が増えた。63試合に出場するものの先発は26試合に留まり、全ての成績で前年を下回った。3年ぶりに一軍出場できずにシーズンを終える。

2009年
内野の松本高明に代わって、5月17日に一軍登録。打率.216と好調ではなかったが、2年ぶりに昇格の声がかかった。20日のオリックス戦では、2007年5月以来の先発出場を果たし、プロ入り初のマルチ安打となる2本の二塁打を放った。翌日のソフトバンク戦でも先発出場したが、25日には登録抹消となった。ファームでは、自己最高の打率.275をマークし、先発出場が31試合と少ないにも関わらず、8本塁打を放った。二軍ではレギュラー格だが伸び悩んでいる。翌年の5月で大台の30歳を迎える為、生き残るには結果を残したいところだ。

2010年
昨季は、丸佳浩の台頭もあり、代打や守備固めなど、途中出場が増えた。打撃では2008年に打率.275を出した面影はなく、5月1日のオリックス戦で本塁打を放ってからは、さっぱり打てなくなり、その日以降から38打数2安打と大スランプに落ちた。故障した2004年以外では自己最低の打率.111に終わり、10月3日に球団から戦力外通告を受ける。