ジョン・ベイル 広島東洋カープ 選手プロフィール

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• 守備投手

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• 背番号94履歴 49(04-06)-94(10)

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• 生年月日1974年 5月22日 双子座

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• 年齢・血液型36才(NPB退団時)

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• 出身地アメリカ・メリーランド州

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• 投打左投左打

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• 身長・体重193cm 95kg

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• 入団2004年   7年間 NPB退団10年

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• 経歴南ミシシッピ−大−ブルージェイズ(99､00)−オリオールズ(01)−メッツ(3A)(02)−レッズ(03)−広島(04-06)−ロイヤルズ(07-09)−広島(10)

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• 獲得タイトル

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• その他記録

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• 年俸10万$(約880万円)

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• 備考

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1996年南ミシシッピー大からドラフト5巡目でブルージェイズ入団。2000年12月からオリオールズ、2002年4月からメッツを経て2003年5月にレッズに移籍。2003年メジャーでは主に中継ぎとして活躍。17試合1勝0敗、防御率5.01、3Aルイビルでは26試合4勝1敗4セーブ、防御率3.30。MLB通算27試合に登板、2勝2敗で防御率4.69。2003年の秋には中日も獲得に動いていた。

球の出所の見えにくい独特のフォームから、繰り出す最速152キロのストレートに、カーブ、サークルチェンジ、スライダーなど、多彩な変化球が持ち味。時折左打者にはサイドスローでかく乱する。先発から抑えまで、どこでもこなす器用さもある。『幻惑投法ベイル』

2004年
3度目の先発となった対巨人戦。2度目の2桁奪三振で来日初勝利を挙げた。以後も好投を続け6月17日には、7回2失点の好投で防御率もトップに浮上した。ブロック、デイビーが戦線離脱する中、ローテーションを崩さず投げ抜いた。夏場には調子を落としたものの、涼しくなった9月には初完投し、外国人投手として2000年のミンチー以来の2桁勝利を挙げた。チーム最多投球回数、奪三振数はリーグ3位の173個。また史上最強打線と呼ばれた巨人打線を、初登板から3試合連続で2桁三振を奪った。

2005年
前年では抑えを固定できなかった広島。チームトップの11勝を挙げたベイルの守護神就任が決定。開幕2、3戦では、ランナーを置きながらも0点に抑え連続セーブ。4月15日から15試合連続無失点と完璧な投球を見せた。ただ先発・中継ぎが崩れることが多く、抑えまで回る機会がなかなか作れなかった。試合感覚を取り戻す為の、調整登板もしばしばあった。また指揮官がセーブの付く展開にこだわった為、勝ちを拾えず敗戦することも少なくなかった。夏場では、4試合連続失点するなど、バテ気味ではあったが、終盤の8月以降は13セーブを挙げた。

前年の先発の時では、変化球中心に緩急を使っていたが、抑えでは直球中心のスタイルに変身。最速も148キロから152キロとアップし、ストレート比率は59％から74％に上がった。

2006年
3月31日の中日との開幕戦（ナゴヤドーム）で打者3人を完璧に抑え幸先のいいセーブ、その後も試合展開から抑えでの起用は少なかったが、登板した試合は確実に抑えた。しかし5月13日のロッテ戦（千葉マリン）で、雨でぬかるんだマウンドに左足を滑らせた際に、左足内転筋を痛める。それまで14試合に登板し、6セーブ、防御率0.63と抜群の安定感を誇っていただけに、チームにとっても大きな痛手だった。約一ヶ月後の6月23日、中継ぎで戦列に復帰した。7月からは先発のコマ不足により先発に転向。5試合に先発し1勝もできず、先発は失敗に終わった。その後、再度左内転筋を痛め、左肩痛にも見舞われた。結局3度の出場選手登録抹消により、30試合に登板し6セーブ、防御率2.93と物足りない成績に終わった。

10月18日、年齢の問題と100万ドル（当時・約1億2000万円）の高額年俸がネックとなり、戦力外通告された。その後、12月にカンザスシティ・ロイヤルズと2年総額400万ドルで契約を結ぶ。移籍先が同一リーグで無くて正直ホッとした。

3年間ロイヤルズで主に中継ぎとして登板、2008年には左肩を痛めたものの、それも完治。2009年シーズン終了後にFAとなり、2月になって、ジェネビーブ夫人が、親交のあった球団関係者に日本球界復帰のメールを送信。夫人が交渉の仲介を行った。日南キャンプ中に野村謙二郎監督がビデオをチェックし、スピード獲得となった。契約金100万円、年俸1000万円プラス出来高払いの1年契約で、背番号は2004年入団時の「49」の逆となる「94」に決定した。

5月1日の中日戦、4年ぶりの日本球界登板は1回2失点と打たれたが、その後は好投を続けた。年齢による衰えもあり150キロ前後を誇ったストレートは姿を潜め、最速145キロ止まり。だが丁寧なピッチングで抑える投球術を身に着けた。6月中旬まで防御率3点台と好調を維持していたが、下旬以降は打ち込まれるケースが増え、7月29日のヤクルト戦で5失点。31日の巨人戦では3四球とストライクが入らず、翌日には二軍落ちとなった。再昇格後の9月18日の横浜戦でも3失点と打たれ、防御率は7.09となった。11月6日、戦力外通告を受け退団。