白濱 裕太 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


白濱 裕太


プロフィール

白濱 裕太
  • 守備捕手

  • 背番号32履歴 12(04-07) 32(08)

  • 生年月日1985年10月31日 さそり座

  • 年齢・血液型38才 A型

  • 出身地大阪府堺市

  • 投打右投右打

  • 身長・体重180cm 80kg

  • 入団2004年 1巡  入団 21年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴広陵高−広島(04-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸

  • 備考

白濱裕太レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 長打率 出塁率 順位
2004 広島
2005 広島
2006 広島
2007 広島
2008 広島
2009 広島
2010 広島
2011 広島 7 14 13 0 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 4 0 0 .077 .077 .077
通算 7 14 13 0 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 4 0 0 .077 .077 .077

ファーム年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 順位
2004 広島 18 16 15 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 8 0 1 .000
2005 広島 55 141 124 14 25 3 2 0 14 0 2 1 1 15 0 36 3 4 .202
2006 広島 63 150 127 15 24 2 1 0 8 4 0 9 1 10 3 40 2 1 .189
2007 広島 13 23 21 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 0 3 2 0 .048
2008 広島 42 81 67 8 8 1 0 0 4 1 1 4 0 10 2 18 1 1 .119
2009 広島 40 90 77 8 14 3 0 1 7 0 0 3 0 9 1 27 1 2 .182
2010 広島 66 165 146 15 38 4 2 1 13 2 1 6 0 12 1 38 7 1 .260
2011 広島 68 183 160 13 25 2 1 0 8 2 1 7 0 13 3 52 5 4 .156

来歴

入団までの経緯・特徴

浜寺昭和小2年からソフトボールを始める。浜寺南中では「和泉北シニア」に所属し遊撃手。広陵では高1の夏、フリー打撃中に人手不足のためゲージ内で捕手を務めた時、中井監督がセンスを見抜き遊撃から捕手へ転向。1年秋からベンチ入りし、2年春から4季連続で甲子園出場。守備だけでなく打撃にも定評があり、10試合に出場し、通算打率.436。2002年春には西村とバッテリーを組み、4番打者としてセンバツ優勝に貢献した。捕手のドラフト1位獲得は91年の瀬戸輝信以来。50m6.5秒、遠投110メートル。

目指すは「盗塁阻止率100%、投手も走られたら嫌がるし、非現実的かもしれないけれど盗塁阻止率100%を目指したいです」2年まで阻止率は8割を超え、3年生になれば他校は盗塁を試みなくなったほどだ。リード面でも優れた才能を持つ。2003年11月に行われた中国大会では、スコアラーとして他校を分析。新チームの優勝を後押しした。「投手の力を引き出すため」と毎晩、野球日誌のほか、配球などの反省ノートを書き込んできた。「城島(当時・マリナーズ)クラス。30年近く見てきた中でも2人といない選手。リード、肩、状況判断、すべての面で揃っている。大学を含めた捕手の中でNo.1」村上孝雄スカウトの評価も高い。広島では次世代を担う逸材として期待している。

入団後の経過

2004年
春季キャンプでは強化選手として、別メニューで参加。ウエスタン開幕後も、故障者と共に三軍で筋力トレーニング中心の練習を続けた。5月に入って、由宇での試合をベンチで見学するようになった。ウエスタン初出場は6月5日。9回からマスクをかぶり柔軟性に富む股関節、長い手足を生かした独特のキャッチングを見せた。18試合中、3試合に先発したが、盗塁をやすやすと決められるなど、捕手としての課題は山積みだ。打撃も15打数0安打と初ヒットとはならず。

2005年
先発出場するものの途中交代が多かったが、終盤からフル出場が増えた。ファームでは55試合に出場し、先発マスクはチーム最多の49試合。とにかく出場機会を作り経験を積んだ。その甲斐があってスローイング、キャッチングの技術も向上した。8月には走られた5度のうち4度刺し、城島クラスと形容された肩でも結果を出した。9月に倉義和が負傷し、一軍昇格も検討されたが、二軍での試合出場の経験を優先し、昇格は見送られた。しかし10月には出場こそ無かったが、プロ入り初の一軍昇格を果たした。

2006年
ファームでは、先発マスクをチーム最多の40試合にかぶる。打撃面では打率.189、さらに打席の約1/3が三振と成長は見られなかった。肩の強さは実証済みだが、打撃、リード面はまだまだ課題が多い。

2007年
2年連続で二軍の開幕先発マスクをかぶった。しかし4月からは故障の影響により出場できず、鼠径(そけい)ヘルニアや左ひざの手術を受けるなど故障に泣き、実戦に復帰するまで4ヶ月を要した。9月からは間隔を空けて先発するまで回復したが、入団以来最低の13試合の出場に留まった。

球団からは悪い流れを断ち切るために背番号の変更を打診され、過去に西山秀二梵英心が付けていた「32」に変更。

2008年
上村和裕がファームの開幕先発マスクを被り、3年連続とはならなかった。捕手での先発数は上村和裕に次ぐ30試合に出場するものの、フル出場が9試合と少ない。

2009年
6月4日のソフトバンク戦で、代打2ランを放ち、6年目にして二軍戦ながらプロ初本塁打を達成。しかし打率は4年連続で1割以下と相変わらず。40試合に出場したものの、先発マスクは、會澤翼、上村に次ぐ21試合に留まる。倉のような捕手になってくれればと思っていたが、伸び悩んでいる。同期入団の高校バッテリーであった、巨人・西村健太朗(2010年まで171試合20勝)とは、成績面で大きく水を空けられている。

2010年
入団7年目にして初めて一軍沖縄キャンプスタートを勝ち取った。当初ウエスタンでは、代打起用が多かったが、打撃が絶好調で、春先は4割近い打率を残すと、先発出場が増えていった。5月も打率.321と、好調をキープ。シーズン後半で落ち込んだものの、入団以来最高の打率.260をマークした。先発マスクも、チーム最多の43試合に出場し、ファームの正捕手の座を奪い返した。2007年入団の會澤には、先を越されてしまったが、白濱も課題だった打撃面で、ようやく結果を残せるようになった。同じタイプの倉が7月で36歳を迎えベテランの域に入ってきており、今季は一軍出場のチャンスは大いにある。

2011年総括・展望

更新日 2011.02.18

白濱裕太と同じ2004年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
G・ラロッカ 内野手 新入団 引退
M・ワトソン 投手 新入団 引退
J・フェリシアーノ 投手 新入団 引退
白濱裕太 1巡 捕手 新入団 在籍
比嘉寿光 3巡 内野手 新入団 引退
尾形佳紀 4巡 内野手 新入団 引退
仁部智 5巡 投手 新入団 引退

白濱裕太と同じ1985年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
小窪哲也 04/12 内野手 新入団 在籍
篠田純平 04/20 投手 新入団 在籍
山内敬太 05/23 外野手 新入団 引退
川口盛外 08/15 投手 新入団 引退
松山竜平 09/18 外野手 新入団 在籍
白濱裕太 10/31 捕手 新入団 在籍