小島 心二郎 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


小島 心二郎


プロフィール

小島 心二郎
  • 守備投手

  • 背番号58

  • 生年月日1982年 6月11日 双子座

  • 年齢・血液型29才(引退時) B型

  • 出身地東京都小平市

  • 投打左投左打

  • 身長・体重183cm 85kg

  • 入団2005年 5巡   7年間 引退11年


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴国士舘−国士大−広島(05-10)−オリックス(11-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸500万円→500万円 ±0万円

  • 備考紳二郎(05-06) 心二郎(07-)

小島心二郎レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 完封 無四 勝利 敗北 SAVE SP HD 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2005 広島 2 0 0 2 0 0 0 0 0 0 37 8 8 1 6 0 5 5 5 5.63
2006 広島 4 0 0 4 0 0 0 2 0 0 91 21 25 3 2 1 12 13 13 5.57
2007 広島 1 0 0 0 0 0 0 0 0 8 0 2 4 1 2 0 0 4 3 40.50
2008 広島
2009 広島
2010 広島 4 0 0 0 0 0 0 0 0 10 2 3 0 1 1 0 1 1 4.50
2011 オリックス
通算 11 0 0 6 0 0 0 2 0 0 0 146 31 2 40 5 11 2 17 23 22 6.25

ファーム年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 SAVE 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2005 広島 17 1 1 11 5 5 0 317 70 101 6 23 0 32 43 36 4.63 11
2006 広島 9 1 0 5 1 3 0 139 33 34 2 12 0 15 16 16 4.36
2007 広島 13 0 1 9 2 5 0 217 49 1 59 2 17 0 29 28 21 3.83
2008 広島 20 0 4 0 1 3 0 135 28 44 4 12 0 19 24 16 5.14
2009 広島 28 0 4 1 1 1 0 154 33 41 0 15 0 23 18 16 4.36
2010 広島 26 0 0 0 1 0 78 17 2 18 1 7 0 10 10 10 5.09
2011 オリックス 37 0 4 1 0 1 2 149 34 1 37 4 0 2 24 16 14 3.67

球速・変化球データ

年度 最速 直球Ave 直球 カーブ スライダ カット チェンジ シュート フォーク シンカー 特殊 年間投球 取得投球 取得率
2005 140 136.6 46% 9% 26% 13% 5% 151
2007 137 134.2 60% 3% 20% 13% 3% 30 30 100.0%
2010 140 135.6 37% 41% 5% 17% 41 41 100.0%

来歴

入団までの経緯・特徴

小2から野球を始め、「東大和リトル」、「東村山シニア」で活躍。国士舘高では最速140キロの直球とチェンジアップで2年春からエース。3年春の選抜では、初戦高岡一戦で3安打11奪三振で完封し、3回戦に進出する原動力となった。プロの数球団から注目を集めたが、選抜後の5月、左ヒジを疲労骨折。夏の都大会には登板できず、指名はかからなかった。

国士舘大へ進み、2003年秋の都大会に8試合に登板して防御率は1.96。抜群の安定感を誇示した。2004年冬、カーブ、スライダーを覚えたことで投球に幅を広げた。「線は細いがバランスがいい。米国にくれば可能性がある」とアトランタ・ブレーブスの大屋国際担当も二重丸。2005年ドラフト会議2日前まであいさつに訪れた球団は楽天だけ。それが一転、「実戦向き」との素質にひかれた広島が指名した。

現在は最速144キロの直球と、内へ入るボールと外に抜けるボール2種類のチェンジアップが武器で、他にもスライダー、カーブ、シュートも投げ球種は豊富。好不調の波が激しいが、コンスタントに安定した投球ができれば面白い存在になる。50m走=6秒2、遠投=100m。

入団後の経緯

2005年
ファームでは先発ローテの一角として4月から登板。5月19日のサーパス戦では、低めに丁寧に投げるピッチングで完封。8月27日に初の一軍昇格を果たすと、その日の中日戦に先発。5回2安打無失点の好投を見せたが、リリーフ陣がつかまりプロ初勝利は獲得できなかった。一軍のマウンドにも「お客さんが多くてテンションが上がる。かえって投げやすい」と強心臓ぶりをみせた。

2006年
前半は故障で出遅れ、ファーム初登板は7月に入ってからだった。下旬からは先発ローテ入りし、8月20日には9回を9本のヒットを打たれながらも1失点と好投。9月12日には約1年ぶりの一軍昇格。19日の巨人戦(広島)で先発し、5回を2安打1失点6奪三振の好投を見せた。前年同様、後続の中継ぎが打たれ、惜しくも初勝利とはならなかった。その後も3度先発し2度好投、今度は打線が奮わず、また勝利はおあずけとなった。

2007年
登録名を「紳二郎」から「心二郎」に変更して心機一転を図る。春先は故障で出遅れたが、5月に二軍の戦列復帰。復帰直後は失点を重ねたが、6月16日から7月5日の3試合で好投し、防御率1.73という結果を残す。16日にはシーズン初の一軍昇格となった。その日の横浜戦、マウンドに上がった直後、降雨により26分間の中断という不運もあり、2/3回を投げ4安打4失点と炎上した。先頭の古木にいきなり被弾するなどリズムをつかめないままKOされてしまった。19日には抹消となり、以後一軍に上がることは無かった。ファームでは序盤の好投もあり、入団3年目で自己最高の防御率3.83を残す。

2008年
入団後の2年間は先発を軸に登板していたが、中継ぎ専門となった。20試合に登板するものの、防御率は5.14。入団以来初の一軍登板ゼロに終わる。7月11日のウエスタン・中日戦ではプロ入り後、最速の143キロをマーク。

2009年
ファームでは入団以来最多の28試合に登板し、防御率4.36。被本塁打は初の0本に抑える。先発も1試合のみと、今後は中継ぎとして活路を見出す。2年連続一軍での登板は無し。シーズン終了後、球団からの打診もあり、フォームをスリークォーターに改造。

2010年
7月時点で防御率は4.73だが、19試合に登板し、失点は4度。球速は早くないが、緩急を使った揺さぶりが功を奏している。さらに勝ち試合の展開で起用されることも多くなった。8月1日に3年ぶりの一軍昇格を果たし、4試合に登板した。11月8日、オリックス・菊地原毅と小島+金銭での交換トレードが両球団間で合意し、発表された。若手左腕を必要としていたオリックスと、経験豊富な中継ぎ左腕の補強が急務だった広島との思惑が一致した。オリックスには元・広島の清川栄治二軍投手コーチが在籍する。同タイプの投手だけに、一皮むけることができるか?

2011年度総括・展望

更新日 2011.02.18

小島心二郎と同じ2005年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
福井敬治 3巡 内野手 移籍 引退
山崎浩司 3巡 内野手 移籍 他球団
上村和裕 3巡 捕手 移籍 在籍
M・ロマノ 投手 新入団 引退
K・レイボーン 投手 新入団 引退
E・フランコ 内野手 新入団 引退
佐藤剛士 1巡 投手 新入団 引退
森跳二 3巡 投手 新入団 引退
丸木唯 4巡 投手 新入団 引退
小島心二郎 5巡 投手 新入団 引退
梅津智弘 6巡 投手 新入団 在籍
金城宰之左 7巡 投手 新入団 引退
田中敬人 8巡 投手 新入団 引退

小島心二郎と同じ1982年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
河内貴哉 01/06 投手 新入団 在籍
栗原健太 01/08 内野手 新入団 在籍
甲斐雅人 04/12 内野手 新入団 引退
森跳二 04/15 投手 新入団 引退
石橋尚到 04/20 内野手 新入団 引退
N・スタビノア 05/03 外野手 新入団 在籍
小島心二郎 06/11 投手 新入団 引退
J・ヒューバー 07/01 内野手 新入団 引退
田村彰啓 07/12 外野手 新入団 引退
赤松真人 09/06 外野手 移籍 在籍
岸本秀樹 10/18 投手 移籍 在籍
田中彰 10/23 内野手 移籍 引退
玉山健太 12/24 投手 新入団 引退
D・ソリアーノ 12/30 投手 新入団 引退