梅津 智弘 広島東洋カープ 選手プロフィール

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•  梅津 智弘

• 守備投手

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• 背番号39

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• 生年月日1983年 3月 3日 魚座

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• 年齢・血液型41才 B型

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• 出身地山形県上山市

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• 投打右投右打

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• 身長・体重191cm 88kg

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• 入団2005年 6巡  入団 20年目

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• 経歴上山明新館−国学大−広島(05-)

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• 獲得タイトル

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• その他記録

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• 年俸

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• 備考

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小学生から投手として野球を始め、中1の夏にサイドスローに転向。上山明新館高卒業後、国学大に入学。東都2部で2年秋に完全試合を達成。140キロに達することは無かったが、丁寧なピッチングで奪った27のアウトのうち16個は内野ゴロによるものだった。3年秋には、東部2部で最優秀投手。

直球の最速は138キロだが、191センチの大きな体を活かし、サイドハンドからスライダー、シンカーをコーナーに散らす。長い腕をしならせて投じる直球は微妙に変化し、打ちづらいのが特徴だ。縦の揺さぶりは少ないが、ホームベースを広く使った投球に特徴がある。

身長191センチは広島の日本人でNo.1。2004年まで着けていたサイドスローの小山田保裕の背番号を継承。50ｍ走＝6秒2、遠投＝95ｍ。

2005年
オープン戦の好投から、新人7投手唯一の開幕一軍入りをつかんだ。プロ初登板は4月5日の阪神戦。スライダー、シンカーを巧みに操り2回を1安打無失点に抑えた。4月7日には味方の逆転からラッキーなプロ初勝利もゲットした。その後は毎試合のようにブルペンに入り、6月まで新人ながら30試合に登板した。練習中に右肩に違和感を訴え、ブルペン入りを回避していたが、苦しい台所事情から登板したこともあった。後半は右肩痛などから失速したが、33試合に登板し、防御率2.53。救援成功率69.7％と好成績を残す。秋季キャンプで、アンダースローを試投したが、右脇腹に痛みを感じ断念。しかし、ブラウン監督の勧めもあり、オフ中に国学院大の先輩、渡辺俊（ロ）に直接指導を受ける構えだ。

2006年
春季キャンプからアンダースローに転向するものの結果を出せず開幕は二軍。4月下旬に元のサイドに戻した。徹底した筋カトレも実って球速が春先より約10キロアップした。最速141キロを計測するまでになり、8月6日に一軍初登板。昇格後もクイックモーション、足の上げ方、セットの時間など上手く使い打者のタイミングを外すことを考えた。そこから13試合連続無失点に抑え、8月終盤からはセットアッパー、9月には腰痛の永川勝浩に代わって抑えとしての起用を検討されるなど、信頼度も急速に上がっていった。23試合で防御率1.23、救援成功率は87％と驚異的な安定度を誇る。二軍では通算防御率5点台なのに、一軍では2年間で防御率2.00と意外な成績。

2007年
新人の1年目以来の開幕一軍メンバーに選ばれ、永川勝浩に繋ぐセットアッパーとしてチームに貢献。4月は11試合に登板し、失敗はわずか2度、防御率は1.00と抜群の安定感を誇った。6月に入り、登板の疲労から打ち込まれるケースが増え、7月に一度抹消されたが、ほぼフルシーズン登板した。救援成功率は63.8％とまずまず。

2008年
年々球速はアップしており、7月10日には自己最速の145キロをマーク。平均球速も137.5キロと入団4年目で最高となった。5月5日から7月15日まで球団新記録の23試合連続無失点を達成するなど、抜群の安定感を誇った。夏場は打たれることが増えたが、入団4年目で一度も二軍に落ちること無くフルシーズン活躍した。この年は、永川勝浩まで繋ぐ横山竜士、シュルツら中継ぎ陣が安定した。チーム最多の64試合に登板し、防御率2.62。年俸も1800万から111％UPの3800万となった。12月、シーズン終了後、夏から抱えていた右肩痛の原因が「関節唇損傷、靱帯（じんたい）部分断裂」と判明。

2009年
右肩の影響も無く開幕を迎え、4月4日の初登板から8試合連続無失点をマークするなど、絶好調。6月1日まで、26試合中、失敗はわずか4度しかなく、防御率も1.12と抜群の安定感を誇っていた。しかし6月3日の日本ハム戦で、シーズン初めて本塁打を浴びるなど2失点降板。翌日、右肩痛のため登録を抹消された。8月2日ウェスタン戦で復帰初登板するものの、右肩痛を再発。5日、病院にて検査を受け「右肩関節上方関節唇損傷」と診断される。一時は手術も選択肢にあったが、地道なリハビリの成果もあって回避する方向で調整を続けている。シュートは右肩を痛める可能性もあるため、負担のかからないチェンジアップを習得する予定だ。

2010年

昨季は、シーズン序盤はまずまずの投球を見せるが、5月25日の西武戦で2回を投げ2ランを含む4失点で、31日には登録抹消。6月10日に復帰するものの、一発による失点が増えた。右肩の影響が長引き、繊細なコントロールに欠けた。球速も最速140キロ止まりだった。8月25日の阪神戦では、9安打2本塁打で10失点。翌日には再び登録抹消となった。結局、46試合に登板したが、登録と抹消を繰り返し、入団以来ワーストの防御率5.80。披本塁打も9本を浴びる。

オフは右肩のリハビリ最優先のため、軽めのキャッチボール。日南の秋季キャンプは不参加で、翌年春のキャンプで完治を目指す。