中谷 翼 広島東洋カープ 選手プロフィール

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選手名鑑


中谷 翼


プロフィール

中谷 翼
  • 守備内野手

  • 背番号128履歴 128(06、11-) 56(07-10)

  • 生年月日1984年 9月30日 天秤座

  • 年齢・血液型39才 A型

  • 出身地大阪府枚方市

  • 投打右投左打

  • 身長・体重180cm 75kg

  • 入団2006年 育成枠  入団 19年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴仙台育英高−立命館大(中退)−独立L・愛媛(05)−広島(06-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸

  • 備考

中谷翼レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 長打率 出塁率 順位
2006 広島
2007 広島 2 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000
2008 広島
2009 広島
2010 広島 2 5 5 0 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 1 .200 .400 .200
2011 広島
通算 4 7 7 0 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 1 .143 .286 .143

ファーム年度別成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 HR 打点 盗塁 盗死 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率 順位
2006 広島 65 155 141 16 38 5 1 2 10 1 4 5 2 7 0 45 5 2 .270
2007 広島 79 279 260 28 70 5 2 2 15 6 3 3 1 13 2 49 3 15 .269 8
2008 広島 64 147 133 21 41 8 2 0 13 1 1 4 0 8 2 16 2 6 .308
2009 広島 69 206 185 17 54 5 3 1 15 1 1 4 1 15 1 25 3 7 .292
2010 広島 75 219 197 18 55 9 3 1 22 1 2 5 2 12 3 33 1 7 .279
2011 広島 31 76 69 4 21 1 0 2 7 0 1 2 1 4 0 10 1 0 .304

来歴

入団までの経緯・特徴

仙台育英高では1年夏、2年春夏の計3回甲子園に出場。2年の春は2番打者として、同校初の準優勝に貢献した。立命館大に進学するもNPB入りを目指して中退。四国アイランドリーグの設立元年となった2005年から愛媛マンダリンパイレーツでプレーする。

足が速く、広角に打てる打撃が魅力。同年は打率.296、5本塁打、38打点。さらに50m6秒0の俊足を生かし21盗塁をマーク。打撃3部門でいずれもリーグ2位の好成績をマークし、二塁のベストナインに選ばれた。ただ守備は87試合で22失策と鍛え直さないといけない。白武佳久スカウトは「現在内野手がやや手薄で努力次第で十分チャンスがある」と期待を寄せている。

四国アイランドリーグ所属選手に保障されているのは月収12万円に加え、シーズン中(4〜9月)の食事代・月10万円の年間204万円。シーズンオフはバイトに励むことになるが、それでも生活するのがやっとだ。育成選手になっても金銭的に厳しいことは代わらないが、「イチロー選手のように打って、守って、走れる選手になりたい。広島では前田選手が理想です」と、期待に胸を躍らせている。遠投95m

入団後の経過

2006年
春季キャンプは日南二軍組でスタート。課されたメニューを必死にこなしていた。キャンプ中盤、オーバーワークや昔からの持病もあり腰痛を発症。以降は大野練習場でリハビリに明け暮れた。三軍で調整を続け、4月28日のウエスタン阪神戦で初出場。常時出場こそまだ無いが、代打や二塁での先発と、起用されていった。9月3日ソフトバンク戦ではプロ初本塁打。初めて3安打猛打賞をマークした19日のサーパス戦から、3試合連続マルチ安打を記録。育成選手ながら65試合に出場し打率.270をマーク、失策もわずか2個。自慢の足は5度企画して1度成功したのみ。支配下選手契約されるのでは?と思っていたが、惜しくも契約されず。

2007年
新人の1年目は腰痛で相次ぐ昇格チャンスを逃したが、春のキャンプで元気な姿を見せ、紅白戦では高橋建から左越え二塁打を放ち、前田智徳から「あれでなぜ育成選手なのか?」と言わしめた。晴れて2月28日に支配下登録され、背番号が「128」から「56」に変わり、年俸も350万から450万にアップした。

ファームでは1番・二塁で開幕から先発し、4月を終わって出場した21試合中15試合(打率.278)でコンスタントに安打を放ち成績を残す。二塁の守備では送球やステップに進歩がみられ、俊足を生かし次の塁を積極的に狙う走塁を披露してきた。5月3日左肩痛の天谷宗一郎に代わりプロ入り初昇格、8日には代打で安打こそ打てなかったものの、第一歩を踏みしめた。7月19日に行われたフレッシュオールスターにも選ばれ、代打で出場し右前安打を放った。

一軍での出場はわずか2試合に終わったが、ファームでは2年目で早くも二塁手のレギュラーとなった。フル出場に近い79試合(全88試合)に出場し、打率.269で規定打席にも到達し8位に入った。しかし失策は前年の2個から15個と一気に増えた。

2008年
松本高明が一軍の競争に負け、ファームで二塁手として出場する機会が増えたため、二塁をメインに守っていた中谷は、先発出場が2007年の70試合から30試合に激減した。出場数は減ったものの、自己最高の打率.308を残し、三振数もわずか16個と少なかった。

2009年
二塁で先発起用される機会が増え、再び二塁手のレギュラーを奪取。打率も、5月中旬に.219まで下降したが、その後調子を取り戻し、打率3割を超えるようになってきた。しかし7月18日、試合前の練習中に打球を顔面に受け「右頬陥没骨折」と診断される。幸い復帰は8月21日と、約一ヶ月間の欠場で済んだ。復帰後は、再び二塁手のレギュラーとして先発し、打率.292を残した。長打は無いが、コツコツ当てるバッティングで、2年連続3割前後の打率を残せるまでに成長した。

2010年
5月14日に、3年ぶりの一軍出場を果たし、再昇格となった9月25日の阪神戦では、7番・三塁手でプロ初先発。六回には金本が放った三遊間寄りの高い飛球をグラブに当て落球も、九回、西村から右中間フェンス直撃の適時二塁打を放つ。

ファームでは主に二塁を守っていたが、安部友裕がショートで固定されたため、松本高明が二塁へ、押し出される形で、一塁を守ることが増えた。一塁は入団以来初めて守るポジションだったが、出場機会を増やすためなら仕方ないことだ。しかし成績は毎年あまり変わっていない、打率は.279とまずまずだが、他にアピールする部分に欠けている。

9月末に右ひじの靱帯を損傷。その後手術を受け、回復に8ヶ月以上掛かるため、育成選手として契約された。

2011年度総括・展望

更新日 2011.02.18

中谷翼と同じ2006年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
山田真介 3巡 外野手 移籍 引退
青木勇人 5巡 投手 移籍 引退
中谷翼 育成枠 内野手 新入団 在籍
D・ダグラス 2巡 投手 新入団 引退
V・マルテ 投手 新入団 引退
鈴木将光 1巡 外野手 新入団 在籍
今井啓介 2巡 投手 新入団 在籍
梵英心 3巡 内野手 新入団 在籍
齊藤悠葵 3巡 投手 新入団 在籍
梅原伸亮 4巡 投手 新入団 引退
相澤寿聡 4巡 投手 新入団 在籍
飯田宏行 5巡 投手 新入団 引退

中谷翼と同じ1984年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
山本翔 01/13 捕手 新入団 引退
国木剛太 01/31 投手 新入団 引退
松本高明 04/12 内野手 新入団 在籍
K・ミコライオ 05/10 投手 新入団 在籍
吉田圭 07/04 内野手 新入団 引退
中谷翼 09/30 内野手 新入団 在籍