今井 啓介 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


今井 啓介


プロフィール

  • 守備投手

  • 背番号62

  • 生年月日1987年 5月24日 双子座

  • 年齢・血液型37才 B型

  • 出身地新潟県長岡市

  • 投打右投右打

  • 身長・体重183cm 75kg

  • 入団2006年 2巡  入団 19年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴中越高−広島(06-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸

  • 備考

今井啓介レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 完封 無四 勝利 敗北 SAVE SP HD 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2006 広島
2007 広島
2008 広島
2009 広島 9 0 0 8 0 0 1 3 0 186 45 2 38 4 15 1 28 20 19 3.74
2010 広島 11 0 1 7 0 0 0 4 0 0 167 37 1 42 7 18 3 24 26 22 5.30
2011 広島 11 0 5 3 0 0 1 2 0 0 134 30 1 34 0 7 3 22 11 10 2.97
通算 31 0 6 18 0 0 2 9 0 0 0 487 113 1 114 11 40 7 74 57 51 4.05

ファーム年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 SAVE 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2006 広島 6 0 1 2 1 0 0 56 13 6 1 10 1 11 4 4 2.77
2007 広島 6 0 0 3 1 0 0 84 18 15 1 18 0 14 9 8 4.00
2008 広島 18 1 0 17 6 9 0 466 104 1 106 5 61 4 43 62 54 4.66 7
2009 広島 14 0 0 14 1 9 0 364 84 85 6 33 3 55 40 35 3.75 4
2010 広島 13 0 12 1 3 0 295 64 2 70 10 33 1 50 39 30 4.18
2011 広島 14 0 2 5 1 5 1 172 37 1 47 3 9 3 26 30 22 5.30

球速・変化球データ

年度 最速 直球Ave 直球 カーブ スライダ カット チェンジ シュート フォーク シンカー 特殊 年間投球 取得投球 取得率
2010 145 140.2 41% 11% 29% 10% 9% 651 381 58.5%

来歴

入団までの経緯・特徴

中越高入学後に本格的に投手練習を始め、2004年2年夏の県大会では42回1/3を投げて防御率0.85。50三振を奪う力投を見せた。決勝戦では新潟明訓高に敗れ、甲子園出場を逃した。

身長183cmから繰り出す、最速146キロの角度のある直球。切れ味のよい縦のスライダーが武器。黒田博樹(ドジャース)そっくりの、しなやかなフォームと腕の振りが持ち味。

長い冬は、雪上のランニングを続けた。強い下半身が140キロの直球を生んだが、制球は悪く「大事な試合に先発し、2回で6四球を与え降板したことがある」。素材を認める指導者から多くの助言を受け、フォームも何度か変えた。高校最後の大会前に開き直り、「自分の好きなように最も力が入る投げ方にしたら、制球もよくなった」。自分を信じた成果が出た。広島では小林幹英に続き2人目の新潟県出身選手。バレーボール日本代表の今井啓介(元・パナソニックパンサーズ)と同姓同名。

「黒田にそっくり。ロッテに獲られる可能性があったので、(指名)順位を上げた。一番大切に温めてきた選手。うちのキーだと思っていた。よかった」獲得に乗り出していたのは広島、ロッテの2球団のみ。“黒田2世”とほれ込む隠し玉との交渉権を獲得し、松田オーナーは笑みを浮かべた。

2005年オフから、雪中自主トレを敢行する。地元・新潟は1月から3月まで腰まで積もるほどの豪雪地帯。長靴を履き、50メートルダッシュを繰り返す野球部の練習を、1月中旬の入寮日まで継続させる構えだ。現在の最速は146キロ。下半身をより強化させ、150キロを目指す。50m=6秒3 遠投=100m

入団後の経過

2006年
ファームで5月24日に初登板を果たすと、6月21日にはプロ初先発し、3回を1失点に抑えた。その日に自己最高の146キロをマークするなど、潜在能力の高さを披露した。ただ登板した6試合で13イニングを投げ11四死球と、制球力の向上が今後の課題となってくるだろう。

2007年
シーズン序盤から登板するも制球難で、5月3日のサーパス戦で先発して以来、フォーム改造に着手した。4ヶ月後の9月9日のソフトバンク戦で先発し、5回を投げて無失点6奪三振とフォーム改造の成果を見せる。18回で防御率4.00だが、18四球と制球難は相変わらず。

2008年
18試合すべて先発し、7月21日には完投も果たした。安定して140キロ台を出せる体力もついてきた。3年目にして、先発ローテの一角としてシーズンを投げきり、初めて規定投球回数にも到達した。与四球率5.61と少しは改善されていきている。

2009年
ファームでの初登板を5回3失点ながら無四球の好投を見せ、4月16日のソフトバンク戦では自己最速タイの146キロをマークするなど好投を続けた。5月16日まで45回1/3を投げ、防御率2.18。課題の制球も6四死球と安定した投球を見せる。しかし23日の中日戦で5四球と乱れると、またしても制球難が顔を出した。球が上ずり、ストライクとボールがはっきりし、毎回のように四球でランナーを出してしまう。先発した5試合で4四死球以上と制球は乱れ、球速も落ちてきている。

調子は良くなかったが、チャンスが意外にもやってきた。前田健太が球宴前に登板し先発することも無くなったため、入れ替わりで7月18日、初の一軍昇格。その日のヤクルト戦、中継ぎとして登板し、2回を2四球出しながらも無失点に抑えた。2度目の一軍昇格となった、8月12日には、ホームのマツダスタジアムで巨人相手に初先発。しかし強力打線を抑えきれず、3回を6失点で早々にKOされた。23日の阪神戦では6回を1失点に抑える好投、2−1の1点リードで降板し、プロ初勝利を後に任せたが、救援陣が打たれて惜しくも勝利とはならなかった。6度目の先発となった9月18日の阪神戦で、5回1/3ながら3失点に抑え、念願のプロ初勝利を挙げる。結局1勝しかできなかったが、一軍では課題の制球力も悪くなく、シーズン終盤で一軍のローテに入った。10月に右ひじを痛め、秋季キャンプは三軍での調整。約1ヶ月間治療に専念し、11月にはブルペン入りし投球を再開した。

2010年
昨季は、開幕ローテ入りを期待していたが、2月の春季キャンプで右ひじに違和感を訴え離脱した。4月14日の二軍戦で先発復帰し、3イニングを投げた。球速は137キロ止まりだが1安打0点に抑えることができた。5月2日、結果を出せない小松剛に代わって一軍昇格。二軍では3試合に先発し、最多投球回数は、5回までしか投げていなかったが、先発が投壊を続ける状態では仕方が無かった。

昇格したその日の中日戦に先発し、5回3安打1失点に抑える好投。しかし8日、16日と2試合続けて序盤にKOされ、二軍降格となった。特に16日は、四球絡みの失点で、二回が終わった時点で、野村監督が交代を決断した。3度目の昇格となった9月は、中継ぎで4試合投げ結果を出したことで、再び先発に回った。しかし15日の中日戦では、制球が定まらず5回を投げ6四球5失点と、再び失態を繰り返した。期待されたシーズンだったが、結局未勝利に終わった。2011年は即戦力投手が多く入団するだけに、先発ローテ入りが求められる。

2011年度総括・展望

更新日 2011.02.18

今井啓介と同じ2006年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
山田真介 3巡 外野手 移籍 引退
青木勇人 5巡 投手 移籍 引退
中谷翼 育成枠 内野手 新入団 在籍
D・ダグラス 2巡 投手 新入団 引退
V・マルテ 投手 新入団 引退
鈴木将光 1巡 外野手 新入団 在籍
今井啓介 2巡 投手 新入団 在籍
梵英心 3巡 内野手 新入団 在籍
齊藤悠葵 3巡 投手 新入団 在籍
梅原伸亮 4巡 投手 新入団 引退
相澤寿聡 4巡 投手 新入団 在籍
飯田宏行 5巡 投手 新入団 引退

今井啓介と同じ1987年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
岩見優輝 01/25 投手 新入団 在籍
金丸将也 03/19 投手 新入団 在籍
鈴木将光 04/08 外野手 新入団 在籍
今井啓介 05/24 投手 新入団 在籍
齊藤悠葵 06/20 投手 新入団 在籍
永川光浩 11/02 投手 新入団 在籍
武内久士 11/29 投手 新入団 在籍
相澤寿聡 12/14 投手 新入団 在籍