齊藤 悠葵
- 状況別
- 出勤簿
- 写真館
- FLASH BACK
- 年度成績
- 1軍打撃成績
- 1軍投手成績
プロフィール
- 守備投手
- 背番号21履歴 60(06-07)-21(08)
- 生年月日1987年 6月20日 双子座
- 年齢・血液型37才 O型
- 出身地福井県吉田郡永平寺町
- 投打左投左打
- 身長・体重186cm 74kg
- 入団2006年 3巡 入団 19年目
経歴・獲得タイトル他
- 経歴福井商高−広島(06-)
- 獲得タイトル
- その他記録
- 年俸
- 備考
公式戦年度別成績
年度 | 所属 | 登板 | 完投 | 完了 | 当初 | 完封 | 無四 | 勝利 | 敗北 | SAVE | SP | HD | 打者 | 回 | 安打 | 被本 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責 | 防御率 | 順位 | |
2006 | 広島 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 39 | 10 | 1 | 6 | 1 | 2 | 0 | 7 | 1 | 1 | 0.87 | ||
2007 | 広島 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 1 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 5.40 | |||
2008 | 広島 | 6 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 134 | 32 | 1 | 21 | 4 | 16 | 1 | 26 | 13 | 12 | 3.34 | |||
2009 | 広島 | 27 | 0 | 1 | 25 | 0 | 0 | 9 | 11 | 0 | 582 | 133 | 140 | 14 | 48 | 3 | 71 | 69 | 59 | 3.99 | ||||
2010 | 広島 | 23 | 2 | 4 | 14 | 0 | 0 | 4 | 7 | 0 | 1 | 459 | 100 | 135 | 13 | 37 | 3 | 49 | 63 | 62 | 5.58 | |||
通算 | 60 | 2 | 6 | 47 | 0 | 0 | 17 | 20 | 0 | 0 | 1 | 1222 | 277 | 1 | 304 | 32 | 104 | 7 | 154 | 147 | 135 | 4.38 |
ファーム年度別成績
年度 | 所属 | 登板 | 完投 | 完了 | 当初 | 勝利 | 敗北 | SAVE | 打者 | 回 | 安打 | 被本 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責 | 防御率 | 順位 | |
2006 | 広島 | 13 | 0 | 0 | 9 | 3 | 4 | 0 | 182 | 47 | 2 | 28 | 6 | 17 | 0 | 53 | 19 | 16 | 3.02 | |
2007 | 広島 | 18 | 0 | 0 | 18 | 4 | 8 | 0 | 389 | 84 | 93 | 12 | 53 | 0 | 59 | 66 | 57 | 6.11 | 11 | |
2008 | 広島 | 8 | 0 | 0 | 7 | 3 | 1 | 0 | 170 | 38 | 41 | 3 | 17 | 0 | 36 | 16 | 14 | 3.32 | ||
2009 | 広島 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 20 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 1 | 1.80 | ||
2010 | 広島 | 5 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 119 | 26 | 1 | 34 | 2 | 9 | 0 | 21 | 15 | 11 | 3.76 | ||
2011 | 広島 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 61 | 15 | 13 | 0 | 4 | 0 | 11 | 5 | 3 | 1.80 |
球速・変化球データ
年度 | 最速 | 直球Ave | 直球 | カーブ | スライダ | カット | チェンジ | シュート | フォーク | シンカー | 特殊 | 年間投球 | 取得投球 | 取得率 |
2007 | 139 | 136.1 | 72% | 11% | 6% | 11% | 36 | 36 | 100.0% | |||||
2008 | 143 | 134.8 | 55% | 5% | 23% | 15% | 2% | 542 | 541 | 99.8% | ||||
2010 | 144 | 136.9 | 52% | 7% | 27% | 12% | 1% | 1631 | 1212 | 74.3% |
来歴
志比少年野球クラブで野球を始め、福井リトルシニアを経て福井商へ進学。高1夏の甲子園3回戦岩国戦では2番手で5回1/3を1失点と好投。林(ロッテ)と2枚看板を形成した3年夏の甲子園は、救援で1試合ずつに登板。高3春、夏の甲子園で背番号1を付けていたのは林だった。チームメートで高校3年間ライバルだった右腕はロッテに2巡目で指名された。「日本シリーズで当たって勝ちたいです。」と対決を望む。
武器は186cmの長身から投げ下ろす直球と、変化球はツーシーム、カーブ、スライダー。最速は、3年春の北信越大会で記録した142キロ。2004年冬から2005年春にかけ、走り込みで球速は10キロアップした。さらに下半身を強化すればもっと球速は伸びるだろう。
渡辺秀武スカウトが「将来は今中(元中日)のような投手になれる」と評する逸材。「すごい投手と同じく、つきたてのお餅のように筋肉が柔らかかった。関節の柔軟性も一流投手並み。黒田(博樹)をチェックした時と同じようだった」と潜在能力の高さを石井トレーナーが絶賛。また井商・北野監督は「球速以上にキレがある。腕が遅れて出てくるので、バッターのタイミングが取りづらい。」
広島には横山竜士、天谷宗一郎と福井商出身選手がおり、「目標は横山さん」とキッパリ。字画総数は61とかなり多い。50m=6秒4 遠投=110m
2006年
春季キャンプでは同じ高卒新人の今井啓介、相澤寿聡とともに体力強化に専念。3月にブルペン入りすると6月8日サーパス戦(由宇)で初登板を果たす。24日から球数制限付きだが、先発ローテ入り。9月には145キロを計測した。山内泰幸投手コーチは、「球持ちが良く真っすぐで空振りをとれる。ボールを離すタイミングがいい。それは教えられるものではない」と絶賛。
13試合に登板し、高卒1年目から防御率3.02と好成績を残す。特筆すべきは47回2/3を投げ53奪三振と奪三振率は10.00と高い。
10月1日、ついに一軍昇格。巨人を相手に5回無四球無失点の好投。ドラフト施行後、球団史上初となる高卒新人1年目でのプロ初登板初先発初勝利を飾った。「楽しんで思い切っていった。落ち着いて投げられました」と言うように堂々たる投球だった。初回二死三塁で李スンヨプをスライダーで空振り三振。これで波に乗った。四回無死二塁では高橋由をスライダー、李スンヨプを直球で連続空振り三振に仕留めた。自身プロ初勝利はもちろん、チームに先発左腕のシーズン初勝利をもたらした。続く7日のヤクルト戦でも5回1/3を1失点と、フロックでは無いことを証明した。
素材・センスは間違いなく将来のエース候補、齊藤に期待することも分かるが、まずは1年間戦える体力を作ってから、一軍で起用してもらいたい。
2007年
ファームで100球を目処に、18試合全て先発で起用された。防御率6.11が示すように、まだまだ成長過程にあるが、規定投球回数に到達し、一年間投げられる体力作りはできてきた。与四球率5.68と制球不足を露呈したが、腕を振ってしっかり投げられるピッチングに専念して欲しい。背番号が「60」から「21」に変更し、首脳陣の期待も大きい。
2008年
春先にフォームを崩したり、左ひじ痛で投げられない時期があったが、徹底的に走りこんだ。7月6日に二軍の試合に実戦復帰。19日の阪神戦では、7回を投げ10安打されながらも無失点に抑え、8月17日の中日戦では、5回1/3で10個の三振を奪った。8月30日に一軍昇格し、その日の中日戦に先発。5回を2安打無失点の好投で、シーズン初勝利を手にした。先発は新人の2006年以来2年ぶりで、プレッシャーもあったが、130キロ台後半の直球と、スライダーを武器に、ひるむことなく攻めた。9月には4試合に先発し2勝を挙げるなど、翌年のローテ入りに期待を持たせた。
2009年
目標だった開幕ローテ入りは果たしたが、2試合連続で5回を持たずに降板。3度目の先発となった、4月23日の横浜戦では7回を1安打無四球で降板。まだ余力はあったが、2−0の接戦だったため、ブラウン監督は交代を告げた。八回以降は、横山竜士、永川勝浩がきっちり抑え、完封リレーで齊藤の勝利を飾った。8月20日の中日戦では、チームが13連敗の中、6回を自己最多の109球を投げ4安打無失点。5月6日、自身の敗戦から始まった中日戦の連敗をストップした。9月以降は、5回持たず降板することが多かったが、何とか1年間投げきった。前年の3勝から一気に開花し9勝を挙げた。年俸も1000万から倍増の2000万となる。
ブラウン監督の100球制限や、実績の少なさから、好投していても接戦であった場合、交代させられるケースが多かった。実際、先発数20以上の投手の中では、平均投球回数が1回以上、球数も10球以上少なかった。
合計 | 平均 | ||||
選手 | 先発 | 投球回数 | 投球数 | 投球回数 | 投球数 |
前田健太 |
29 |
193 | 2973 |
6.66 |
102.5 |
大竹寛 |
29 |
185 2/3 | 3003 |
6.40 |
103.6 |
ルイス |
28 |
175 1/3 | 2821 |
6.26 |
100.8 |
齊藤悠葵 |
25 |
129 | 2154 |
5.16 |
86.2 |
青木高広 |
10 |
46 1/3 | 697 |
4.63 |
69.7 |
今井啓介 |
8 |
43 2/3 | 670 |
5.46 |
83.8 |
小松剛 |
8 |
38 | 572 |
5.43 |
81.7 |
合計 |
144 |
855 2/3 | 13594 |
5.94 |
94.4 |
2010年
昨季も開幕当初から先発ローテの一角として登板したが、シーズン初登板から4試合連続で結果を出せず、5月5日に登録抹消。6月19日に再昇格したが、中継ぎに降格された。7月に再び先発に戻り2勝目を挙げたが、ローテに入るまでには至らなかった。8月22日の横浜戦では、久々の好投。九回二死まで0点に抑え、あと一人という所で、カスティーヨに適時打を打たれ完封を逃す。しかしプロ入り初の完投勝利をマークした。9月20日の横浜戦も11安打されながら1失点に抑え完投勝利。いい投球を披露したのは、結局この2試合ぐらいで、後の試合は安定感に欠けた。期待したシーズンだったが、防御率5.58、わずか4勝に終わった。
日南・秋季キャンプの、球速アップの狙いで行う、一三塁間の送球練習中で149キロを計測。その場にいた監督、コーチ、選手の度肝を抜いた。球威よりキレで勝負してきたタイプが、今季は大化けの予感。
齊藤悠葵と同じ2006年に広島に入団した選手
選手名 | ドラフト | 守備 | 状況 | 現在 |
山田真介 | 3巡 | 外野手 | 移籍 | 引退 |
青木勇人 | 5巡 | 投手 | 移籍 | 引退 |
中谷翼 | 育成枠 | 内野手 | 新入団 | 在籍 |
D・ダグラス | 2巡 | 投手 | 新入団 | 引退 |
V・マルテ | 投手 | 新入団 | 引退 | |
鈴木将光 | 1巡 | 外野手 | 新入団 | 在籍 |
今井啓介 | 2巡 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
梵英心 | 3巡 | 内野手 | 新入団 | 在籍 |
齊藤悠葵 | 3巡 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
梅原伸亮 | 4巡 | 投手 | 新入団 | 引退 |
相澤寿聡 | 4巡 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
飯田宏行 | 5巡 | 投手 | 新入団 | 引退 |
齊藤悠葵と同じ1987年に生まれ広島に入団した選手
選手名 | 月日 | 守備 | 状況 | 現在 |
岩見優輝 | 01/25 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
金丸将也 | 03/19 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
鈴木将光 | 04/08 | 外野手 | 新入団 | 在籍 |
今井啓介 | 05/24 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
齊藤悠葵 | 06/20 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
永川光浩 | 11/02 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
武内久士 | 11/29 | 投手 | 新入団 | 在籍 |
相澤寿聡 | 12/14 | 投手 | 新入団 | 在籍 |