相澤 寿聡 広島東洋カープ 選手プロフィール

Carp's CLUB かぷ吉



選手名鑑


相澤 寿聡


プロフィール

相澤 寿聡
  • 守備投手

  • 背番号65

  • 生年月日1987年12月14日 射手座

  • 年齢・血液型36才 B型

  • 出身地栃木県足利市

  • 投打左投左打

  • 身長・体重180cm 75kg

  • 入団2006年 4巡  入団 19年目


経歴・獲得タイトル他

  • 経歴太田商高−広島(06-)

  • 獲得タイトル

  • その他記録

  • 年俸

  • 備考

相澤寿聡レーダーチャート

公式戦年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 完封 無四 勝利 敗北 SAVE SP HD 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2006 広島
2007 広島
2008 広島
2009 広島
2010 広島 3 0 0 1 0 0 0 1 0 0 21 3 1 10 1 2 0 3 7 6 16.20
2011 広島 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1 3 0 1 0 0 0 0 0.00
通算 5 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 26 4 1 13 1 3 0 3 7 6 12.46

ファーム年度別成績

年度 所属 登板 完投 完了 当初 勝利 敗北 SAVE 打者 安打 被本 四球 死球 三振 失点 自責 防御率 順位
2006 広島 11 1 0 6 3 3 0 138 31 2 26 6 25 0 17 21 21 5.97
2007 広島 4 0 0 4 0 3 0 75 14 2 19 3 15 1 8 11 11 6.75
2008 広島 11 0 1 6 3 2 0 160 33 37 3 19 2 16 23 14 3.82
2009 広島 29 0 9 0 3 0 0 247 55 2 51 5 36 0 39 30 25 4.04
2010 広島 21 1 13 5 6 0 344 78 2 72 7 38 2 43 40 29 3.32
2011 広島 46 0 7 1 3 3 1 237 57 58 3 17 0 47 20 18 2.84

球速・変化球データ

年度 最速 直球Ave 直球 カーブ スライダ カット チェンジ シュート フォーク シンカー 特殊 年間投球 取得投球 取得率
2010 139 135.1 71% 24% 5% 75 21 28.0%

来歴

入団までの経緯・特徴

長岡五小1から野球を始め、坂西中3年から投手。中学2年の時、左利きを生かして投手となり、初登板で無安打無得点の快投。高校進学時、数校の誘いのなかから太田市商を選び、栃木県足利市の自宅から通学。朝五時半には家を出て、夜十時すぎに帰宅する毎日。太田市商では1年夏からベンチ入り、秋からエースとなる。しかし、2年の3月、挫折を味わった。フォームを崩して制球を乱し、エースの座から滑り落ちた。それまで頻繁に学校を訪れていたプロのスカウトも次第に姿を見せなくなった。ここで諦めなかった。下半身を鍛えるため、走る距離を倍にした。左翼から右翼まで全力疾走を繰り返すなど「吐くまで走った」。連日、午後十一時を過ぎるまでのトレーニングが実り、高校最後の夏の大会前、エース番号を奪い返した。甲子園には届かなかったが、スカウトたちは再び振り向いた。3年夏の県大会は全試合に先発するも決勝で前橋商に敗退した。3歳から小学6年まで野球の練習のない平日は空手を続けた相澤。しなやかなフォームの基礎をつくったと同時に、マウンドでの攻撃的な姿勢を生み出した。

直球は最速145キロ(入団当時は140キロ)で、持ち球は、最大の武器であるシンカーと、スライダー、カットボール。左腕から打者の内角を攻める、強気の投球が身上。杉内(福岡ソフトバンク)のような投手が目標だ。フォーク習得など入団後、技術面の向上に意欲をみせる。チームメートの細谷内野手はロッテから4巡目指名される。50m=6秒4 遠投105m

入団後の経過

2006年
ファームでのプロ初登板は6月8日、1回を無安打無失点に抑えた。6月後半からは度々先発するようになり、9月10日の中日戦では、持ち前の強気の投球で6回を3安打6奪三振1失点。新人1年目は11試合に投げ31回2/3で与四球25と制球力が課題。秋季キャンプでは制球力アップに取り組んでいるが、ブルペンでの球数は毎回40球、そのうちストライクの数は20球前後とまだまだ。

2007年
3月28日ファームで開幕2戦目に先発し、4月7日、17日と10日程度の間隔を空け先発。3戦合計で13回2/3を投げ11四死球と、安定感を欠く投球だった。次の24日のソフトバンク戦で先発するも1回5四球4失点で降板し、首脳陣は、今後戦列から離れ育成教育を行う方針に切り替えた。10月から始まった教育リーグでは約5ヶ月ぶりの実戦登板となり、6回を1失点1四死球と好投を見せた。

2008年
主に先発として起用され、相変わらず四球は多いものの、5月まで7試合に登板し防御率2.83と好調。6月以降一軍に上がれるチャンスはあったが、試合で力んで失敗するなど、初昇格は見送られた。8月以降はフォームを安定させるために、登板は無し。

2009年
シーズン初登板と、2試合目の登板で各2回を投げ12失点(12自責点)するものの、以降は投球内容が良くなり、51回2/3で18失点(13自責点)、防御率2.26と安定した。前年まで短いイニングながら先発が多かったが、同年はすべて中継ぎとして登板。ただ中継ぎでも5イニングを投げることもあり、中継ぎ転向という訳では無いようだ。過去3年間と比べ、与四球率7.03→5.82、奪三振率4.65→6.31と、着実に成長している。同期で高校から入団した、今井啓介齊藤悠葵の2投手は既に一軍で活躍している。

2010年
シーズン序盤は、4月まで先発2試合を含む5試合に登板し、防御率1.98と好投。5月5日のソフトバンク戦では、9回をプロ入り最多の112球で2失点に抑え、初完投勝利を挙げる。翌登板の16日の中日戦でも7回3安打無失点。前年までインステップしていた悪癖が解消され、制球が安定。自己最速の144キロをマークするなど著しい成長を見せる。

5月22日、5年目でようやくたどり着いた初の一軍マウンド。3万人を超すマツダスタジアムで真っさらなマウンドに立った。中日打線に、二回まではスクリューボールとスライダーを軸に抑えていたが、三回につかまった。急に球威を欠いた直球を狙い打たれる。四球を挟み、本塁打を含む6連打。三回途中、6失点でノックアウトされた。「甘い球を見逃してくれなかった」。一軍のレベルの高さを知らされた。

7月9日に再昇格後したが、中継ぎとして2試合に登板し、16日には再降格となった。ファームに戻った後は、先発ローテの一角として起用された。昨季は、ファームで自己最長の78回2/3を投げ、防御率3.32と、入団以来最高の成績を残した。6月11日に自己最速を更新する145キロをマークし、球速も前年より速くなっている。今年も、かぷ吉の期待する選手である。

2011年総括・展望

更新日 2011.02.18

相澤寿聡と同じ2006年に広島に入団した選手

選手名 ドラフト 守備 状況 現在
山田真介 3巡 外野手 移籍 引退
青木勇人 5巡 投手 移籍 引退
中谷翼 育成枠 内野手 新入団 在籍
D・ダグラス 2巡 投手 新入団 引退
V・マルテ 投手 新入団 引退
鈴木将光 1巡 外野手 新入団 在籍
今井啓介 2巡 投手 新入団 在籍
梵英心 3巡 内野手 新入団 在籍
齊藤悠葵 3巡 投手 新入団 在籍
梅原伸亮 4巡 投手 新入団 引退
相澤寿聡 4巡 投手 新入団 在籍
飯田宏行 5巡 投手 新入団 引退

相澤寿聡と同じ1987年に生まれ広島に入団した選手

選手名 月日 守備 状況 現在
岩見優輝 01/25 投手 新入団 在籍
金丸将也 03/19 投手 新入団 在籍
鈴木将光 04/08 外野手 新入団 在籍
今井啓介 05/24 投手 新入団 在籍
齊藤悠葵 06/20 投手 新入団 在籍
永川光浩 11/02 投手 新入団 在籍
武内久士 11/29 投手 新入団 在籍
相澤寿聡 12/14 投手 新入団 在籍