宮崎 充登 広島東洋カープ 選手プロフィール

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• 守備投手

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• 背番号54履歴 16(07-09)-54(10-)

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• 生年月日1978年 9月 6日 乙女座

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• 年齢・血液型33才(引退時) B型

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• 出身地和歌山県岩出市

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• 投打右投右打

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• 身長・体重181cm 80kg

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• 入団2007年   5年間 引退11年

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• 経歴智弁和歌山−ホンダ鈴鹿−広島(07-)

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• 獲得タイトル

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• その他記録

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• 年俸1050万円→800万円 ▼250万円

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• 備考

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根来小3年から、投手兼遊撃手で野球を始める。岩出二中では「和歌山岩出ボーイズ」に入り中3で投手に専念。智弁和歌山では1年秋からベンチ入り。3年春夏に甲子園出場し、1学年下の高塚（元近鉄）の陰に隠れて目立った活躍は無かった。その春、練習試合で南部の主砲・濱中治（現・ヤクルト）と対戦し、こん身のストレートを左翼スタンドに運ばれたという。卒業後はプロ、社会人と別々の道を進んだ。

ホンダ鈴鹿3年目の1999年には4ヶ国・地域国際野球で日本代表入りするなど、評価は高かった。だがコントロールに難があり、25歳の頃からプロから声がかからなくなった。入社10年目の2005年、宮崎にとって転機が訪れた。元広島OB・吉本亮氏がコーチに就任。コーチの助言で上手投げからスリークォーターに改造し、球の切れ味が大幅に増した。2006年の都市対抗では初戦・日本通運戦で先発し、8回3失点。153キロを計測するなど持ち味を発揮したが延長戦の末チームは敗れた。

150キロを超える直球が魅力の本格派右腕。変化球は140キロ前後の高速スライダーと、切れ味鋭いフォーク、チェンジアップを投げる。即戦力右腕として先発ローテーション入りが期待される。

12月21日に恒例の新人体力測定に参加。瞬発力を示す「推定最大無酸素パワー」測定で驚異の1320ワットを計測した。同体育館スタッフによると、こぐことが専門の競輪選手でも1100から1200ワットという。地面を蹴る力の強さは、速球投手の武器となる。いきなり一級品の素材を見せつけた子連れルーキー。「球速を出すため社会人で10年、下半身を重点的に鍛えてきたつもり」と自信をのぞかせた。

3巡目にトヨタ自動車・上野弘文投手、4巡目に日産自動車・青木高広投手、5巡目にはホンダ鈴鹿・中東直瑛外野手と、くしくも自動車メーカー所属選手が4人も入団する。

2007年
オープン戦ではあまりいいピッチングではなかったが、同期入団の上野弘文・青木高広と共に開幕一軍登録された。新人3選手が開幕一軍入りするのは1999年の新井貴浩・広池浩司・森笠繁以来、8年ぶり。2試合目の4月4日横浜戦では他の新人に先駆けてプロ初勝利するものの、初登板から4試合連続で失点。16日には、二軍降格となり、これもルーキー一番のりとなった。2度目の一軍昇格となった7月12日からは、走者を出しながらも5試合連続無失点に抑えた。今まで先発ローテの一角だった佐々岡真司が、不調により外れ、代わりに宮崎がローテ入りした。先発では7試合に登板し、全て5イニング以上投げた。9月29日の阪神戦では、自己最長の7回1/3を投げ2失点と好投し、先発として初勝利を挙げた。31試合に登板し、3勝5敗、防御率4.83。即戦力として入団したが、期待に沿う活躍はできなかった。

2008年
開幕から先発ローテの一角として登板。しかし5試合連続で先発に失敗し、5月29日に抹消となった。二軍で調整した後、再昇格した7月19日のヤクルト戦で先発するものの、自己ワーストの8失点で6回途中で降板した。結局先発した9試合で1勝もできず、6連敗。2年目の期待を大きく裏切った。

2009年
開幕は二軍スタートとなり、ファームでは先発・中継ぎとこなすが、安定感を欠くピッチング。8月28日のオリックス戦では5回で16安打10失点と大炎上した。5月に一度一軍登録されるが、登板の機会無く降格し、入団以来初の一軍登板ゼロに終わる。今村猛が入団し、背番号「16」が与えられたことにより、「54」に変更された。

2010年
雪辱を期した昨季も二軍からスタート。ファームでも前年までは先発起用が多かったが、主に中継ぎとして登板。7月中旬まで21試合に登板し、防御率3.60と結果を出した。好投が首脳陣に認められ、先発に転向となったが、ことごとく失敗。8月18日の中日戦では、先頭の谷に頭部に当て危険球で退場させられることもあった。結局、先発不適合とみなされ、また中継ぎに戻されてしまった。2年連続で一軍登板は無く、今季で32歳になる。そろそろ結果を出さないと…。