丸 佳浩 広島東洋カープ 選手プロフィール

• HOME >
• 選手名鑑 >
•  外野手 >
•  丸 佳浩

• 守備外野手

  ---

• 背番号63

  ---

• 生年月日1989年 4月11日 牡羊座

  ---

• 年齢・血液型35才 AB型

  ---

• 出身地千葉県

  ---

• 投打右投左打

  ---

• 身長・体重177cm 77kg

  ---

• 入団2008年 3巡  入団 17年目

  ---

• 経歴千葉経大付高−広島(08-)

  ---

• 獲得タイトル

  ---

• その他記録

  ---

• 年俸  (契約金 4000万円)

  ---

• 備考

  ---

小3でソフトボールを始め、勝浦中軟式野球部では投手と遊撃手を務めた。千葉経大付高では、2年夏の甲子園に「3番右翼」で出場。大会終了後に投手不足のチーム事情から投手に転向。3年春にはエースとして出場も熊本工と延長の末敗れ2回戦敗退した。高校では2年夏から投手を務めたが「投手に未練はないです」とプロでは打者一本に絞る。高校通算49本塁打、遠投115メートル、50メートル6.0秒と走攻守三拍子揃った外野手。

2008年
ファームでは、46試合に出場し、35試合に先発。主に5、6番を任され、6月は50打数16安打1本塁打、打率.320、12打点で月間MVPを受賞。高卒ルーキーでの受賞は初めての出来事であった。7月もコンスタントに安打を重ね、一時は打率.322まで上昇した。8月はフレッシュオールスターゲームに出場し、代打で左前安打を放つ。終盤に左ヒジ痛で離脱したが、最終的には打率.288を残す。5本の三塁打も打撃センスを感じさせる。オフには長打力を磨く為、ウエートを入念にこなし、太ももが3センチ太くなり、体重も5キロ増えて87キロになった。

2009年
春の一軍キャンプに初めて参加。ファームの開幕3連戦すべてで2安打し好スタートを切るものの、打撃不振に陥り、一時は1割台まで低迷した。打順も下位を打つことが多くなった。前年に引き続き、終盤で故障により離脱した。試合出場は増えたが、打率は.222に留まる。外野の先発数は、チーム2位タイの57試合に先発。

2010年
オープン戦まで一軍に帯同するものの、3月5日の社会人戦で右手親指を裂傷し、戦線離脱。さらに開幕して4試合目に復帰するものの、故障箇所の痛みや打撃感覚のずれから、4月中旬まで打率1割台と不振に陥った。しかし練習の成果から、球を点ではなく線で捕らえる感覚が分かってきて、わずか1ヶ月の間に55打数22安打、打率.400と打ちまくり、打率3割に到達した。「左投手も苦にしなくなった。一軍に推薦できるレベルに近づいている」と山崎隆造監督は高く評価する。

9月11日、入団3年目でプロ初の一軍昇格を果たし、21日のヤクルト戦でプロ初ヒット。10月3日の阪神戦では、6番右翼で先発し、2安打を放った。一軍では14試合で、打率.158と結果を出せなかったが、ファームでは初の規定打席に到達し、チーム最多の21盗塁を記録。また36四球を選び（死球1）、出塁率.351と選球眼もいい。

外野陣の左打者は、嶋重宣、天谷宗一郎、岩本貴裕など、ライバルが多く、割って入るのは大変だが、これからが楽しみな選手である。